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「あの人はユダヤの手先」虐殺ネタをチクった中山防衛副大臣への悪評の数々

小林賢太郎を追いやった防衛副大臣

中山泰秀

中山泰秀防衛副大臣がユダヤ人人権団体へ「連絡した」ことを明かしたツイート

 トラブル、問題が続出した東京五輪。その中でも異彩を放ったトラブルとして、注目された中山泰秀防衛副大臣。東京五輪で開閉会式のディレクターを務めた劇作家の元ラーメンズ・小林賢太郎氏がホロコーストを揶揄してお笑いのネタにしていたことをユダヤ人人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」側に「連絡した」という一件だ。  当時ネット上では「ホロコーストをネタにするのは許されないが、何も副大臣がチクることはない」といった意見が飛び交った。 「あの時の官邸の怒りっぷりというか慌てふためきいったら、すごいものがあった。そりゃそうですよ。開会式が差し迫った7月22日に開会式のディレクターを吹っ飛ばしたのは、メディアのすっぱ抜きでもSNSの炎上でもなく、身内の人間だったわけですから。  我々もユダヤの人権団体からクレームと聞いたときは、まさか自国の副大臣が連絡を入れたことがきっかけとは思いませんでした」  と語るのはオリンピックを取材していた全国紙の記者だ。

イスラム国人質事件で“お荷物”になる

 では、この中山泰秀氏とは、いったいどんな人物なのだろうか。 「父親は北朝鮮の拉致問題で先頭に立ちタカ派の外交論客で知られた中山正暉。伯父には元外務大臣を務めた中山太郎もおり、自身も外交に強いことをアピールしています。しかし、2015年にイスラム国による後藤健二さん、湯川遥菜さん殺害事件で安倍総理(当時)のお供でたまたま中東を歴訪していたことで、アンマンの現地対策本部を任されたのです。  しかし、これが誤算でまるで役に立たないどころか、現地スタッフを怒鳴りまくって足を引っ張ることしかせず『交渉よりも中山さんのお守りをするほうが大変』と現地スタッフは頭を抱えた。本人は親の代から続くイスラエル通をアピールしたかったようですが、そこはイスラエルと反目するアラブ社会。何をアピールしたかったんでしょうかね……」(前出記者)  この記者が話すように、中山氏のイスラエル通が今回の五輪騒動にも繫がっているようだ。
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防衛省だけでなく外務省からも……
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