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食通デブが愛してやまない「最強の洋食屋メニュー」ベスト6

デブが愛する洋食屋メニュー「オムライス」

オムライス これがなければ始まらないという「オムマニア」の方も多いでしょう。決して今どきのおしゃれなお店で出てくるようなナイフを入れるととろとろ卵がとろりと流れてきたりはしません。いや、むしろそんなことは願っておらず。お母さんが作ってくれた、ちょっと卵が焦げていたり、穴が空いていたりするような、どこか懐かしさを感じさせる感覚を楽しむことが重要です。  お店によってはケチャップライスが濃い目だったり、薄めだったりしますが、そこも出てくるまでのお楽しみというのがオムライスを楽しむための醍醐味。私の場合、トーストにバターを塗るようにケチャップをスプーンの裏で卵全体にまんべんなく伸ばし、端から山を崩すように食べるのが最高に幸せを感じる瞬間です。  また、お店によっては申し訳程度に出てくるサラダがあるのですが、ケチャップの濃厚さを和らげてくれる最高に相性のいい相棒になるので、サラダを間にはさみながら食べてみてください。

デブが愛する洋食屋メニュー「ナポリタン」

ナポリタン さあ! 最後はレトロな洋食屋さん&喫茶店で最も食べていただきたいスパゲティが続きます。  最近は皆さん「パスタ」などと呼んでいますが、昭和の時代には誰もが「スパゲティ」と呼んでいましたし、これからも私はあえて「スパゲティ」と呼び続けていきます。  洋食屋さんのスパゲッティは決してイタリアンなどではなく、ラーメン同様、れっきとしたジャパニーズフードという認識です。  特にデブ諸氏たちから支持されているのが「ナポリタン」だと思います。  太めの麺にたっぷりと絡めたトマトケチャップソース。申し訳程度に細切りされたピーマンと昔ながらの赤いウインナー(ウインナーの皮が赤いもの)。  濃厚なケチャップ味にたまに現れるピーマンの程よい苦味、そしてぷりぷり食感のウインナーの三位一体のハーモニーがジャンク心を刺激して満腹中枢を破壊します。  年配の方でも若い方でもなぜか「懐かしい味だな~」と思ってしまうのはなぜでしょうか。
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もうひとつの最強スパゲッティは…
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