「人間くさい業界に救われた」新興宗教家庭に育った女性が風俗嬢になったワケ
ドロッとした人間の本音を求めるようになった
まりてん:それはすごくあります。ふつうになりたい、という思いが強すぎて、ふつうを一気に飛び越えてしまった感じと言えばいいか。
これもありがちな話なんですが、最初のころはお客さんに指名されると自分が認めてもらえるような気がしてうれしかったですね。
私はセックスが好きとかエロが好き、とかよりも、ピロートークが好きなんです。「今日、会社で」とか「実は、家でさ」とか、あれって男性の本音でしょう。そこに人間くささを感じて居心地がいいな、って思ったんです。
だって、子供のころは長老と言われる人から、ウソくさい正しい建前ばかり聞いて育ちましたから。「これは正しい」「これは間違っている」「その行いは、悪魔の手先がやることだ」「サタンだ」って、すべてが1か0かでしたから。ドロッとした人間の本音というか、白でも黒でもない曖昧な人間くささを求めるようになっていたのかもしれません。
人生に足りなかった部分が埋まっていく感覚があった
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