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現役風俗嬢がYouTuberになった理由「楽しんでいる人もいることを知ってほしかった」

 現役で風俗嬢として働きながら、YouTuberとしても活動するまりてんさん。経営者として風俗店の運営に携わった経験もあり「この業界にずっといたい」と話す彼女だが、なぜ風俗という世界に飛び込んだのか?前編ではその過去に迫ったが、後編となる今回は現在の彼女を掘り下げていく。 【前編を読む】⇒「人間くさい業界に救われた」新興宗教家庭に育った女性が風俗嬢になったワケ

「この業界を楽しんでいる人もいるんだよ」と伝えたい

――まりてんさんが勤務するお店のスケジュール表を見ると予約でいっぱいですが、YouTube配信の影響ですか? まりてんまりてん:いえ、実は、おかげさまで配信前から指名はずっと飽和状態なんです。YouTubeは『ホンクレch――本指(編集部註:本指名)になってくれますか?』というタイトルなんですが、配信をはじめたのは指名がほしいからではなくて、キャスト以外の収入源を確立するためです。   ユーザーが何を求めているのか。美大時代、デザイン学部で散々勉強しましたし、就職した広告会社でも常に考えてきました。  そうした考え方が風俗店の経営でも役に立ちました。店を譲渡し、風俗に復帰するまで働いたWeb系企業の事業部での仕事もそうです。  どんなタイトルの、どんなコンテンツがたくさんの人に見てもらえるのか。ずっとそんな視点で物事を見てきました。

風俗嬢が顔を出して話す、というコンテンツはなかった

まりてん:自分の表現を見てほしい。人気者になりたい。そんな考えはまったくなくて、自分が培ってきたスキルで、YouTubeチャンネルを収益化して回してみたいと『ホンクレch』をはじめたんです。  いままで、風俗嬢が顔を出して話す、というコンテンツはなかった。それに、一般的なメディアには、貧困で女性が学費や生活費のために、つらいけど出勤するみたいな情報ばかりですよね。  確かにそうした人もいるんだけど、この業界を楽しんでいる人もいるんだよ、ということも知ってほしかった。そこに面白さを感じる人が一定数いるんじゃないかと思いました。
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風俗が特殊な仕事だとは思っていない
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