お金

わざわざ移住したパチプロも!立川がパチンコ店の新装ラッシュでドエライことになっている

パチプロが大挙して立川へ……

立川

楽園のグランドオープンで出来た長蛇の列

 まず、楽園がグランドオープンした8月の立川地区を振り返ってもらってもいいでしょうか。 パチプロA氏「めちゃめちゃ熱かったです。楽園はもちろん、その他の店舗も熱かったですね。特に1番近いお店、X店は対抗心が強かったですね。グランドオープンから1週間、楽園に入れない日はそこに行く流れでした」  それ以降はどのような状況になりましたか? パチプロA氏「北口のお店が楽園グランドオープンの翌週にリニューアルしたんですよ。しかもその1か月後には3日間休んで、さらに大型なリニューアルをしました。  このお店もとにかく熱くて、生き残るための努力を感じられましたね。しかもそのお店は、今までより抽選開始時間を10分遅らせたんですよ。これにより『南口でダメなら北口へ行こう!』という人が増えました」  この期間はやはりプロが集まっていましたか。 パチプロA氏「プロは多かったですね。最初は軍団もいたようですが、立川周辺の店舗が一気に『集団打ち禁止』という警告のポスターを貼って、軍団を排除しました。  特に海シリーズが100台以上あるホールは『海物語コーナーでの玉共有禁止』と張り出し、そこからピンで活動するプロだけになりましたね。他のホールでもこそこそと動いている軍団はいましたが、お声がけされたのか、途中からは見かけなくなりました」

今の立川は勝てるのか?

 さて本題ですが、グランドオープンから3か月近く経とうとしている今の立川のパチンコ店は勝てるのでしょうか。
立川

楽園の近隣ホールも集客には更に力を入れている

パチプロA氏「だいぶ状況は悪化しました。そりゃあれだけ還元して、今後回収しなくてはお店がやっていけませんから。勝ちにくくなるのは当然のことです。でも、まだ狙えるポイントはあります。  それは各店舗の旧イベント日です。『旧イベント日が熱いのは当たり前だろ!』という人もいるかもしれませんが、コロナ禍で不景気となったパチンコ業界はそう単純ではありません。ただ、立川地区はまだまだ客を取り合っている最中。旧イベント日くらい出さなくては、競合他店舗に敵うことができないんです」  やはりイベント日狙いが有効というわけですね。では、その他の狙い目はあるのでしょうか? パチプロA氏「旧イベント日に、旧イベント日ではない近隣店舗に行ってみるのもありかもしれません。対抗意識があるのか、何回か甘い台を打てたことがありました。  とにかく、グランドオープンから3か月が経った今の立川はどこ行っても期待値の高い台を見つけられる時期は終わったが、まだまだ狙える地域ではある」と言えますね。この記事を読んだプロが集まってこない限りは、私はもう少し立川周辺で打つつもりですね」
次のページ
多摩地区全体に波及する!?
1
2
3
Web編集者兼ライター。フリーライター・動画編集者を経て、現在は日刊SPA!編集・インタビュー記事の執筆を中心に活動中。全国各地の取材に出向くフットワークの軽さがセールスポイント
記事一覧へ
勝SPA!
おすすめ記事