更新日:2021年12月14日 17:57
エンタメ

“一発屋”タレント・鼠先輩の今。ブレイクから13年「2発屋を狙ってます」

「なんとか『ぽっぽ』で食えている」

鼠先輩「おもにイベント出演。呼ばれたらどこでも行くんですよ。スナックやキャバクラ、ボートレース場、学園祭、結婚式、スーパーの催事。唯一行かないのは“反社”の余興ぐらいじゃないですか。なんとか『ぽっぽ』で食えているのはありがたい。たぶん、そのへんの鳩よりもぽっぽぽっぽ言ってますよ」  その後は飲食店にも携わるようになったが、現在、縁もゆかりもなかったという久米川の地に来たこともイベント出演が契機となった。 「ここの下に『パブ ヒーロー』という店があって。芸能人を呼んで、よくイベントをやっているんですよ。そこに自分が呼ばれたときに、客席でかつてのバンドメンバーが見ていて。連絡先も知らなかったのに、30年ぶりに再会。その人がいっしょに店をやらないかということで。自分の場合は、偶然なのか必然なのか、運命に導かれていくことがある」 パブ ヒーロー 2017年にオープンした『飲鼠(のみーまうす)』というバーにかかわっていたが、現在は閉店、すぐ横に移転するかたちでカラオケバー『BOND’S LAB』をプロデュースしている。
鼠先輩

ステージで歌を披露する鼠先輩「音響にもこだわっています」

「名前を出さないようにしていたのは、お客さんから常にいると思われてしまうので。たまにイベントで来店することもありますが、普段からカウンターに立っているわけではないです。なにせ、夜は眠くて起きてられないので(笑)」

今までプライベートの部分は見せたくなかったけど…

鼠先輩の料理

画像は、YouTube「ドクターイーストチャンネル」の動画『VITERA(バイテラ)鼠先輩ver』より

 テレビで見かける機会はほとんどなくなってしまったが、現在はどのように過ごしているのか。とくに、ここ2年間はコロナ禍で芸能界や飲食業界は厳しい状況だった。 「去年は月1本の仕事があればいいほうでした。貯金を切り崩して生活していましたね。ここまでコロナ禍が長引くと、さすがにしんどい。友人が会社をやっているので、そこで公園管理のアルバイトをさせてもらっていました。家賃の支払いもあるし、子どもがいるのでそれなりに出ていくお金がある。  1日のサイクルとしては、アルバイトがない日は昼に料理をつくりながらビールを1杯ぐらい飲んで、夕方から本格的にお酒を飲み始める。19時ぐらいにはベロベロですね。だいたい20時には寝てしまう。深夜3時とか4時には目が覚める。そんな毎日ですね」  意外にも(!?)料理が得意と話す鼠先輩。先月、メンズケアブランド「バイテラ」のアンバサダーに就任した。そのオフィシャルコメントとして「週末は良きパパ」と語っている。
バイテラ

バイテラのボディマッサージリキッド。「パッケージもスタイリッシュだし、塗ると暖かくなって“ぽっぽ”する」と鼠先輩

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意外な一面「週末は良きパパ」
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明治大学商学部卒業後、金融機関を経て、渋谷系ファッション雑誌『men’s egg』編集部員に。その後はフリーランスとして様々な雑誌や書籍・ムック・Webメディアで経験を積み、現在は紙・Webを問わない“二刀流”の編集記者。若者カルチャーから社会問題、芸能人などのエンタメ系まで幅広く取材する。X(旧Twitter):@FujiiAtsutoshi

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