先述のB氏は川栄李奈に注目しているという。 「ヒロインが深津絵里さん、川栄李奈さんへとバトンタッチしていきますが、3人の女優に共通しているのが上白石さんにあった“幸の薄さ”と“芯の強さ”だと気づきました。つまり、今後のヒロインもきっと辛い思いをしていくんでしょうね……。 　深津さんの演技力の高さは折り紙付きですが、同作で最後のヒロインを演じる川栄さんがどこまで強い女性を演じられるかが後半のカギになるのかなと。川栄さんは『とと姉ちゃん』でヒロインの友人・富江を演じたときのような繊細な演技に期待したいですね」 　AKB48時代からの地道な努力でトップクラスの女優にのし上がった川栄李奈だけに、視聴者の期待は裏切らないはずだ。 　また、B氏は男性アイドルグループ「SixTONES」に所属する松村北斗の演技を評価。 「ジャニーズのアイドルでありながら、そのオーラを消して朴訥とした好青年・稔を演じており、まさにハマり役だと思います。第8話で岡山に戻っていった安子を心配して追いかけてきたときの佇まいに惚れた視聴者も多いはず。あのカッコよさはズルい（笑）。『スカーレット』を契機に大ブレイク中の松下洸平さんを彷彿とさせる“古き良きイケメン”を演じられる俳優になるのではないでしょうか」 　B氏曰く、松村北斗は同作での好演が評価されて「来年以降のドラマのオファーが殺到している」とのことだ。