デジタル

ヒット商品・キーファインダーを悪用した窃盗、ストーカー被害の実態とは

対人でダントツに多いのが電車内

駅改札

駅構内や電車内などでは見知らぬ人が横に立っていても怪しまれない(写真はイメージ)

 夫婦間でのトラブルなど、浮気チェックなら家庭で仕込む事が可能ですが、よくあるストーカーによる一目惚れなどと言った状況ではやはり電車内がダントツに多いようです。  最近はテレワークの普及などにより乗車率は減っているものの、都市部では満員電車になることもあるので、注意が必要なようです。  バックやリュックなど対象の持ち物へさっと忍ばせるだけとシンプルな方法。後は自動的にキーファインダーが対象の居場所を知らせ続けます。  かばんのチャックはしっかりと閉める。リュックは前に抱える。など、ある程度の自衛意識を高める必要が大事と探偵は言います。

盗難率が高いのは車

駐車場

立体駐車場などは特に死角が多いので注意が必要だ(写真はイメージ)

 ショッピングセンターやテーマパークなど大規模駐車場が彼らのターゲット。  基本的に一度車から降りたら一定時間車両へ戻ってくる事はありません。そういった盲点をついて、犯罪者はキーファインダーを仕掛けます。直接ショッピングセンター等からいきなり盗難といった事もありますが、用意周到な犯罪者は保管場所を特定し、逃走経路等をしっかり確保してから犯罪を行います。  車両にキーファインダーを仕掛ける方法は、ネオジム磁石を使って車両底面に固定したり、ガムテープ等でバンパー裏などに仕込むようです。盗難率の多いハイエースなどのキャブオーバー型車両などでは、スペアタイヤが室外にあると言うこともあり、スペアタイヤの中に仕込む事もあるとか。  振動感知で所有者に通報が行くセンサーなどを取り付け、通知が来たらしっかりと車外を点検してから帰路につく必要がありそうです。
次のページ
秋葉原ならではの変わった犯罪も
1
2
3
テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク

記事一覧へ
おすすめ記事
ハッシュタグ