更新日:2023年08月30日 20:13
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廃墟化する温泉街…立ち並ぶ無惨なバブル崩壊の爪痕。鬼怒川、水上etc.

看板のつけ替えで観光客を呼び戻す

「賛否両論があるものの、苦境に立つ温泉街の救世主といえるのは、リブランドを手がける伊東園、大江戸温泉などです」 「温泉施設とダイニングのリニューアルを徹底させ、大型施設の長所を生かしながら、個人や家族旅行、小規模グループの多様なニーズに応えている。いまもワクワクする温泉施設のゲームコーナーや卓球台などは観光ホテルならでは。特に大江戸温泉は、ビュッフェの入り口に人が集まると、人の流れを分散させるために、反対側でマグロの解体ショーをしたり、コロナ対策も行き届いている。従業員も多くはそのままなので、最高のおもてなしを“大江戸価格”で受けられる」(瀧澤氏)  コロナ後には温泉街の復活となるか。

Go Toで狙いたい!“元”高級施設に格安で泊まれる

・TAOYA志摩(三重県) もともと1泊の宿泊料が3万~4万円する高級旅館。高級ビュッフェ、ビール飲み放題のオールインクルーシブ型。海と一体化したインフィニティ風呂が自慢 ・秋保温泉 岩沼屋(宮城県) 創業400年近い歴史を持つ秋保温泉宿を代表する老舗旅館のひとつ。最高峰の料理、おもてなしを1万円台で受けられるのは驚き。お酒の無料サービスも ・ホテル新光(山梨県) ’21年は「山梨ヌーボー飲み放題プラン」など地元名物を売りにしたプランが人気だった。大浴場、半露天風呂のほか甲州ならではの「甲州ワイン風呂」も 【鉄道系ユーチューバー・とちまる氏】 鉄道系YouTubeチャンネルを運営。登録者数約4万人。他にはない切り口と情報の深度を意識した動画を心がけている 【ホテル評論家・瀧澤信秋氏】 高級ホテルからラブホテルまで、忌憚なき批評とわかりやすい解説に定評。著書に『最強のホテル100』(イースト・プレス)など 取材・文/櫻井れき 村田孔明(本誌) 写真/とちまる氏提供(鬼怒川温泉、水上温泉) PIXTA
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