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70%OFFでも買ってはいけない…「1月後半のセール」に行くと結局、損する理由

1月後半残っているものには「残る理由」がある

アパレル 何しろ冬の洋服は早いブランドで7月、遅いブランドでも9月頃には発売されています。  7月から店頭に並んでいて需要の高い時期を通り過ぎ、アパレルが年間で最も売上を作れる月である12月を通り過ぎ、さらには1月の初売りセールを通り過ぎ、熾烈な競争の中、残り続けてきた洋服たちがMORE SALEにいるわけです。  もし福があるというのなら、この間とっくに誰かの手に取られているでしょう?  SALEならまだしも、MORE SALEで残っているものは「変なデザイン」「変な色」「変なサイズ」であることが多く、「残る理由」がちゃんとあるものばかりです。

「MORE SALEに期待するな」が正しい

 これほど生き残りが厳しいアパレル業界が「お得なものが安く買える」なんてお店に不利な状況を作り出すわけがない。  もし値引きしなくても売れるならセールにはかけません。70%OFFにするからにはそれなりの意味があるということをお忘れなく。  もちろん稀に良品もあるはあるのですが、よほどの審美眼がないとそれを掴めない。「MORE SALEに期待するな」が正しいと思うわけです。
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「冬アウター」には絶対に手を出してはいけない
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