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ゴルフスイングで正しいアドレスを作る“たった一つ”の動作とは?/三觜喜一

アドレスの基礎中の基礎は「肩甲骨を嵌める」

 そんな奥深きアドレスの世界ですが、どんな状況でも「ここだけは絶対に押さえておくべき」という基礎中の基礎があります。数ある状況ごとの“アドレスの正解”については今後改めて解説するとして、今回はあえてスイング始動前まで遡って、アドレスの基礎についてお教えしましょう。  基礎中の基礎はたったひとつ。それは肩甲骨がしっかりと嵌まった状態になっているかどうかです。 誰も知らなかったゴルフの真実 肩甲骨が正しい位置に嵌まることで、スイングの際に腕と体幹が連動し、最大限の力をクラブに伝えることが初めてできるのです。  そのコツは両ヒジを体に向けるように両腕を外旋させ、両肩を耳から遠ざけるように下げること。 誰も知らなかったゴルフの真実 ちなみに、力みからアドレスで両肩が上がってしまい、腕だけが単独で動いている状態のゴルファーがかなり多く、スイングしたときにクラブの勢いに体が耐えられず、ヘッドが減速しているのですが、こうした欠点も解消できます。  アドレスでは耳と肩を遠ざける意識で、肩甲骨を最適なポジションに嵌める。これだけはどんな状況であろうと変わらない、アドレスの真実なんです。そのほか、平らな場所でのアドレスで心がけるポイントも上にまとめています。動画で撮るか、鏡の前でぜひご自身のアドレスをいま一度チェックしてみてください!

【Lesson16 結論】

汎用的なアドレスの正解はないが、肩甲骨を嵌める意識は常に抱くべき 構成/舟山俊之
みつはしよしかず●’74年、神奈川県生まれ。日本プロゴルフ協会認定ティーチングプロA級。ジュニア育成、ツアープロコーチとしても活躍。YouTubeの「三觜喜一MITSUHASHI TV」は登録者数41万人超

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【過去記事を参照 Lesson 1~41、82~】⇒日刊SPA!
【過去記事を参照 Lesson 42~81】⇒bizSPA!
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