恋愛・結婚

単身赴任中の不倫がバレて修羅場に。息子から軽蔑されて「一度も“父さん”と呼んでもらえない」

ある日、妻がアポなしで単身赴任先へ

スマートフォンを見て考える女性「すでに40代を迎え、一生女性には縁がないと思っていましたが、彼女はひとりの男として私を見てくれる。おかげでまだ現役なんだと思えたし、すごく若返れた気がしたんです。妻も何度か札幌にも来ましたが、そのたびに彼女の荷物は全部片付けていたし、絶対にバレてないと思っていました。でも、私は浮かれていたのでしょうね。たまに家族のもとに戻った私の様子に怪しいと感じたらしく、興信所を使って私のことを調べていたんです」  赴任から2年半が経とうとしていた春の某日、仕事を終えていつものように札幌市内の自宅に帰ると、そこには妻が。アポなしの訪問だったため、洗面所には彼女の歯ブラシや化粧品、さらに室内には彼女のTシャツやパジャマなども干したまま。女性の痕跡があちこちに残っており、ごまかすことはもはや不可能だった。

不倫相手も呼び出されて修羅場に…

「そもそも興信所の方が撮影した彼女がマンションに出入りする様子、私と腕を組んで歩いている姿などもバッチリ撮った証拠写真も持っており、認めるしかありませんでした」  妻からはユカさんもすぐに呼び出すように言われ、部屋に入るなり「人の家庭を壊して楽しい?」と彼女に一言。2人は土下座して謝罪したが、妻は「後日、弁護士から連絡が行くと思うので、今後はそちらを通してください」と伝えると、そのままマンションを出てしまったという。 「次の週末、東京に戻って弁護士同席のもと話し合いを行いましたが、妻は離婚を希望。こちらも覚悟していたので異論はなく、慰謝料と子供の親権、養育費についての話がありました。妻には財産分与とは別に慰謝料が300万円、子供には毎月5万円の養育費を振り込むことで合意しました」  なお、妻は浮気相手のユカさんにも100万円の慰謝料を請求。すぐにお金は振り込まれたそうだが、彼女の実家にも連絡していたため、娘が不倫していると知った両親が激怒。当然、彼女とも別れることになったのは言うまでもない。
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息子から軽蔑されて…
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ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

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