エンタメ

小林麻耶さんの元夫「句読点なしブログ」に漂うネタ切れ感…もはや芸風を変えるしか

もはやネタが尽き、「句読点なし」で勝負に出たのか

 一方で國光氏の活動は、最初から一般ウケするとは思えなかった。どんな具合かといえば、例えば、YouTubeチャンネルでの“エネルギー”を込めたという「再生するだけで」シリーズ(現在は非公開)の発信だ。  筆者も「再生するだけで肩こり緩和」という動画を一応チェックしたが、「肩こりの緩和 Stiff shoulder relief AKIRA」との手書き文字がゆらゆら動くだけの謎の映像を15分ほど固唾を飲んで見守って、余計に肩がこる始末。「こんなものに使ってしまった大切な時間は戻らない」という真理の探究にはなったものの、こうしたスピリチュアル的な発信にしても、いま一つパンチに欠ける印象だった。  そのため、おそらく本人としても、世間から注目を浴びる最後のチャンスかもしれない離婚発表で勝負に出た。それが「句読点なし」のブログ記事だったのではないだろうか。  それは、ある意味で話題にはなった。しかし、なぜスピリチュアルと無関係な手法をとってしまったのか。本当にもったいない。二人の行く末を予言するなり、傷心を緩和する動画を流すなり、“能力”をアピールする絶好の機会を逃したのではないか。

“海老蔵叩き”は、本人の評価が元から高くないため不発に終わる可能性も

 その上ブログでは、海老蔵氏や親族へ悪態をつき始め、YouTuberのヒカル氏に接触をはかろうとし、芸能界を騒がせる“爆弾男”の東谷義和氏の名前も出していた。  目立つ暴露芸での起死回生を狙っているとも推察され、そんな國光氏が焚き付けたのか、ついに麻耶さんが今回それに乗ったということだろう。  離婚後の二人の動きは、ワイドショー的には美味しいだろうが、実際は誰も幸せにならない泥沼の様相を呈している。どれだけ麻耶さんが海老蔵氏の悪行について言及しても、そもそも海老蔵氏はゴシップが少なくないタイプだし「もともとそんな感じの人じゃん」と思われたらそれまで。ガーシーチャンネルのような代わる代わる新鮮なネタが続かなければ飽きられる。
次のページ
この際、芸風を変えてみてはいかがだろうか
1
2
3
九州出身。30代後半のライター。怪しいスピリチュアルや陰謀論、信者ビジネスなどを観察し潜入取材も敢行する。超甘党。 Twitter:@kurodoraneko15
黒猫ドラネコのニュースレター【トンデモ観察記】を定期配信

記事一覧へ
おすすめ記事
ハッシュタグ