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ゴルフでボールの高低を打ち分けるのは簡単だった!/三觜喜一

ボールの位置を変えるだけでは不十分!

 アマチュアゴルファーのなかには、低く打ち出したいときはボールを右に、高く打ち出したいときは左に置くことで対処している人も少なくないはず。ボールの位置を変えることで、たしかにボールと支点の位置関係は変わりますが、形だけ整えてもなかなかうまくいかないもの。左ページの「NG」のように、低い球を打とうとしてボールを右足側に寄せて置いたものの、第二の振り子の支点も右へと傾き、ボール位置とアドレスがあべこべになっている人をよく見かけます。  つまり、高低の打ち分けの成否はスイングではなくアドレスで決まるということ。練習場では、第二の振り子の支点位置を調整し、ひとつのクラブで「高・中・低」と3パターンの弾道の球が打てるよう練習してみてください。傾斜地や状況に合わせて弾道を打ち分けられるようになれば、ゴルフがより簡単に感じられるはずです。

【Lesson37 結論】

第二の振り子の支点位置を低弾道なら左、高弾道なら右へ移動 構成/舟山俊之
みつはしよしかず●’74年、神奈川県生まれ。日本プロゴルフ協会認定ティーチングプロA級。ジュニア育成、ツアープロコーチとしても活躍。YouTubeの「三觜喜一MITSUHASHI TV」は登録者数41万人超

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【過去記事を参照 Lesson 1~41、82~】⇒日刊SPA!
【過去記事を参照 Lesson 42~81】⇒bizSPA!
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