更新日:2022年12月07日 15:05
お金

「パチンコ女子ユーチューバー」の収益公開。新規参入したばかりの後発組でも稼げるのか

新人パチンコ女子にリアルな実態をインタビュー

みぃたろさん画像3

今回インタビューしたみぃたろさんは個人でアカウントを開設した。まだスタートして半年程の、パチンコ女子”後発組”である

 話を聞いたのは「みぃたろパチちゃんねる」のチャンネル名で活動する、パチンコ女子ユーチューバーのみぃたろさん。現在は会社員として働く彼女は、何か新しいことを始めてみたいということで、昨年の10月にYouTubeをスタートしたようだ。 「私は以前、パチンコ店員をやっていたというのもありまして、数年前からパチンコの動画をYouTubeで観ていました。当時はタレントさんが出ている番組を観ていましたが、女性が1人でパチンコを打って撮っている動画を観たとき、『私でも始められるかな?』と思ったことが最初のきっかけです。たしかにスタートすることはできたのですが、続けていくことはそんなに甘くありませんでした……。  私は給料が手取り16万円の1人暮らしなので、ここ数年は1円パチンコしか打っていなかったんです。でもYouTubeの撮影では4円パチンコを打たないとリアリティがないと思い、撮影のための資金作りとして、本格的に貯金を始めました。元々の貯金と合わせて2~3年で100万円以上たまったので、満を辞してYouTubeを始めたんです。小銭が大量に詰まっている貯金箱開封動画から始めて、次からパチンコ実戦動画を投稿していったのですが、定期的に動画投稿することは想像以上に過酷なものでした」
パチンコ女子写真2

パチンコ女子のみぃたろさんは、パチンコ動画ではなく貯金箱開封動画からスタートした

1か月の再生回数が「90」の月も…

 昨年10月から動画を上げ始めた彼女だが、やはり個人で活動することによる壁は大きかったようだ。 「まず、働きながら動画を作ることに苦戦しました。そして休みの日に撮ってなんとか翌週に投稿しても、公開から1か月経った動画で再生回数が90とかで……。元々の知名度がないので当たり前なのですが、数字を見ると結構メンタルやられるんですよね。どんなジャンルのYouTubeでも収益化に到達せずに終わる人が多いと聞いていましたが、自分でやってみてその理由がハッキリとわかりました。現在は知人に編集作業の一部を手伝ってもらって、なんとか週1ペースを保っていますが、最初は『この再生回数でやる意味あるのかな?』ということを何度も考えました」
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果たして収益額はいくらなのか
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Web編集者兼ライター。フリーライター・動画編集者を経て、現在は日刊SPA!編集・インタビュー記事の執筆を中心に活動中。全国各地の取材に出向くフットワークの軽さがセールスポイント
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