更新日:2023年11月13日 13:09
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“生娘発言”に芸能人が激怒! 吉野家元常務は自社牛丼をまずいと思っていたのか

吉野家ファンの芸能人も怒り心頭

 芸能界にも吉牛ファンは多いようだ。松尾貴史は、「牛丼のチェーンとしては他社よりも断トツに美味いと思って45年間応援して来ましたが、極めて残念です」とコメント。  谷原章介は「僕、吉野家ファンなのでがっかりしました。これだけ美味しいものをこの価格で提供しているのに、自分で自分の商品をけなしている」と語った。  2人とも財力はあるだろうし、絶対舌が肥えていると思われる。谷原章介に至っては、まるで王子様のようじゃないか。そういえば、吉牛好きのキン肉マンもキン肉星の王子様だ。「常務」ごときの分際で「王子」を味覚を否定するなんて、不届千万である。 

吉野家と無縁だった三浦瑠麗は意識高いアピール

 一方、私とは違って吉牛とは無縁の人生を送ってきた人もいる。三浦瑠麗はツイッターで「『男に高い飯を奢って貰える』ようになれば、絶対に食べないようなものを売ってるんですかね。まあ、食べたことないから知らないけど。日本にくるたび、ぜったい吉野家行きたいといってわたしを困らせる炭水化物中毒の肉食アメリカ人男子なら知ってる」と発言。  三浦瑠麗は一体何が言いたいのだ? なぜ自分が吉野家に行ったことのないことをわざわざアピールする必要があるのだろう? 「炭水化物中毒」などと言われると、「糖質=悪」というような、現代的な価値観をことさら強調しているように感じてしまう。有り体に言って、自分の意識の高さをアピールしているように感じられた。  旧態依然として時代に取り残されているのは常務の「頭の中」だけだ。吉野家の牛丼は、時代に関係なく「変わらぬ味」で愛されている。低価格・ハイカロリーの食品に嫌悪感を感じるのは勝手だが、ほっといて欲しい。いまどきの世代間の価値観の齟齬に、牛丼そのものまで巻き込まないでほしい。
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三浦瑠璃も1度は牛丼食べるべき
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1968年生まれ。構成作家。『電気グルーヴのオールナイトニッポン』をはじめ『ピエール瀧のしょんないTV』などを担当。週刊SPA!にて読者投稿コーナー『バカはサイレンで泣く』、KAMINOGEにて『自己投影観戦記~できれば強くなりたかった~』を連載中。ツイッター @mo_shiina

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