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藤井風、五輪映画のテーマ曲は“黒歴史”に?ファンの期待とは真逆の方向へ

 東京五輪公式映画のメインテーマ曲「The sun and the moon」を、藤井風が担当していることが発表されました。ところが、これに藤井風のファンから落胆の声があがっているのです。  理由は、公式映画の監督、河瀨直美氏に関する一連の報道。

五輪字幕問題、東大祝辞に続き…

 まずは、昨年末に放送された『河瀨直美が見つめた東京五輪』(NHK)。五輪反対デモに参加した男性が金銭と引き換えに動員されていたとする偽りの字幕がそのまま放映され、批判されたのです。  河瀨氏が直接取材していなかったとはいえ、番組内で様々な取材対象の映像素材に触れていると思しき場面もあることから、憶測を呼んでいます。    続いて、令和四年度東京大学入学式での祝辞も物議を醸しました。ウクライナ情勢について、“ロシアを悪者にすることは簡単”との発言が炎上。  ネットからのみならず、東大教授で国際政治学者の池内恵氏からも「侵略戦争を悪と言えない大学なんて必要ないでしょう」と、厳しく指摘されたのです。

撮影現場での“腹蹴り”事件

   そして、撮影現場での“腹蹴り”事件。『文春オンライン』(2022年4月27日配信)によると、映画『朝が来る』(2020年10月23日公開)の撮影中に、向きを変えるよう監督の体に触れたスタッフの腹を蹴り上げたというのです。これに憤った撮影スタッフ全体が、プロジェクトから離れる事態に。  後日、河瀨監督は、「急な体の方向転換は恐怖でしかなく、防御として、アシスタントの足元に自らの足で抵抗しました」と説明。双方の話し合いによって解決済みとの認識を示したものの、世論の大半はいぶかしげな様子です。
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藤井風ファンは複雑な心境?
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音楽批評の他、スポーツ、エンタメ、政治について執筆。『新潮』『ユリイカ』等に音楽評論を寄稿。『Number』等でスポーツ取材の経験もあり。Twitter: @TakayukiIshigu4

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