更新日:2023年02月16日 19:35
お金

あえてスナックで働く女子大生や若い女性の声「キャバクラでは働きたくない」

スナックのオジサン客は言動がわかりやすい

スナック 都内のスナックに勤務するアリサさん(仮名・23歳)がこう話す。 「新大久保にいそうなパリピ系の若い男の子が苦手なんです。見た目は大人しそうなK-POPふうなのに、中身はチャラいみたいな。  スナックのオジサンは見た目と中身が一致しているのでわかりやすいんですよね。見た目がイケイケな人は中身もチャラいし、見た目が真面目な人は中身もちゃんとしてるので接客しやすいんですよね」  また、「キャバクラに来る若い客はヤリモクっぽくて苦手」とアリサさんは続ける。たしかに、オジサン客は変な駆け引きをしたりせず、言動がストレートだと筆者も思う。

「キャバクラでは働きたくない」どちらかと言えばスナック

 都内のスナックに勤めるユイさん(仮名・20歳)も「キャバクラでは働きたくない」理由をこのように語る。 「お金もいいし、学生のうちに働くのはいいと思うのですが、水商売に染まるのが嫌なんですよね。金銭感覚もそうですが、服装やバッグなどで“いかにも夜やっている感”を出したくないんです。夜働いていることがバレたら就活のときに不利になるし、私のまわりでも学生時代のうちにサクッとスナックで働いてやめるという子が多いです」
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水商売感が少なく、気軽なアルバイト感覚
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東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano

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