お金

借金500万円男、月400時間の過重労働。返せる借金の額に…ア然

「ちゃんと働く」は正しいのか?

 5月は仕事が2つ減った。空いた日を埋めるために仕事を探したが、もう週一回数時間だけでおじさんを雇ってくれるような職場は簡単に見つからなかった。2ヶ月連続で家賃を滞納するのは都合が悪くなるので、今月はまたメルペイでiTunesカードを買って、売った。  6月になったら50万円近い金が手に入る。4月に頑張ったご褒美だ。友達に10万円を返し、メルペイに5万円を返し、残った金が35万円。多少は余裕が出てくる。  実家と縁が切れている僕にとって、僕の成長を見せて、見栄を張る相手は友達しかいない。  30歳間近にとって15万円は大した金額ではなかったはずだが、レベル1のフリーターにとってはあまりにも重かった。半年もかかってしまった。そして借金を返済した後も、レベル1のこの人生は続く。何より、起きている間ずっと働いて50万円というのは、中々堪える事実だった。  法も犯さず、人を騙さず、責任も負わない人間の限界は50万円で、果たして「ちゃんと働く」とは必ずしも正しいのかと悶々と考えてしまった。  義理や筋を通すのに必要なのは気持ちよりも見積もりだったようだ。 <文/犬>
フィリピンのカジノで1万円が700万円になった経験からカジノにドはまり。その後仕事を辞めて、全財産をかけてカジノに乗り込んだが、そこで大負け。全財産を失い借金まみれに。その後は職を転々としつつ、総額500万円にもなる借金を返す日々。Twitter、noteでカジノですべてを失った経験や、日々のギャンブル遊びについて情報を発信している。 Twitter→@slave_of_girls note→ギャンブル依存症 Youtube→賭博狂の詩
1
2
3
おすすめ記事
ハッシュタグ