お金

「カッコよく稼げる」ポーカーブームの裏の顔。違法賭博を罪と感じない一般人たち

―[負け犬の遠吠え]―
ギャンブル狂で無職。なのに、借金総額は500万円以上。 それでも働きたくない。働かずに得たカネで、借金を全部返したい……。 「マニラのカジノで破滅」したnoteが人気を博したTwitter上の有名人「犬」が、夢が終わった後も続いてしまう人生のなかで、力なく吠え続ける当連載は75回目を迎えました。 今回はポーカーブームの暗部についてのお話です。

ポーカー賭博で逮捕された同僚

ポーカー テキサスホールデム

写真はイメージです

かつて同じ職場で働いていた同僚が賭博開帳図利罪で逮捕された。金銭を賭けるポーカーを行っていたマンションの一室で、ディーラーとして働いていたらしい。僕は野球賭博や高レート麻雀に関しては門外漢なので「怖いな」と思うだけだったのだが、ポーカーに関しては少し身近にあるものだから、ニュースを知った時に「ツイてないな」と思ってしまった。 僕は3年前までアミューズメントカジノという業態の店でディーラーとして働いていた。本場のカジノと違って金を賭けないので、普通のアミューズメント施設に比べて大きな責任があるわけでもなく、それ故に特に給料が高いこともなく、ちょっと変わったアルバイト程度の仕事だった。 このカジノディーラーのようなアルバイトは当時の自分を大きく肯定してくれた。コンビニや飲食店と違って珍しくて特別な技術だ。もしかしたら今のお店を辞めて海外に行っても本当にカジノで働けるようになるのかもしれない。日本人でディーラーのスキルを持つ人間は少ないから、これからポーカーが流行った時には色んな場所で必要とされるだろう、と。

ポーカーブームに乗り切れなかった僕

実際ポーカーはここ2年程で爆発的に流行った。最前線にいるポーカーYoutuberは登録者が60万人を超えている。もちろん彼がYoutubeに登場する前にもポーカープロはいたし、普及に繋がるような活動はしていたが、ここまでキャッチーで、ポーカーを知らない人にも広く受け入れられるようなプロは、僕の知る限りではいなかった。3年前にアミューズメントカジノディーラーを引退していなかったら今頃そのおこぼれにあずかれたかもしれないと思うと多少悔しい思いがある。昔から流行りものには絶妙に乗り切れないのだ。 ビットコインもかなり早い段階から知っていたが、実際に買う決断をした時には既に簡単に儲かるようなものではなく、120万近く負けて早々に辞めた。逆にポーカーは少し早すぎた。9年前にオンラインポーカーの存在を知って遊んでいたものの、戦略や勝ち方がわからずにバイト代をネットの海に流し続けてしまうような生活に耐えきれずに辞めた。 アミューズメントカジノディーラーの仕事も、ポーカーYoutuberが伸びる直前で辞めた。 時流を読む能力が無さすぎる僕は、こうして最終的に貧乏を売りにして文章を書いているわけだが、これに関しても霜降り明星の粗品が借金芸人のキャラを確立してしまったので希少性を失った。今これを読んでいるあなた達は、どこにでもいるような社会の負け組の愚痴をただ流し読みして時間を無駄にしているだけなのだ。
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アミューズメントと裏カジノの距離感
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