V系バンドマンの“黒歴史”、変貌ぶりがSNSで話題に「本当は出したくない写真だったんです(笑)」
X(旧Twitter)上で、あるムーブメントが起きていることをご存知だろうか?
ヴィジュアル系のバンドマンが、「ヴィジュアル系やればね、これがこうですよ」というコメントに合わせて“昔の写真”と“現在のフルメイクを施した写真”をポストする。ビフォーアフターのギャップが面白いことで、大きな話題となっているのだ。
現在、インディーズから大御所まで、じつにたくさんのバンドマンが「ヴィジュアル系やればね、これがこうですよ」のポストに参戦している状態だ。
このムーブメントの生みの親は誰なのか?
辿っていくと「0.1gの誤算」というバンドのギターである水田魔梨さん(@0153_mari)だということがわかった。そこで今回は、本人に話を聞かせてもらった。
水田魔梨さんは今回のバズ自体を「そもそも狙ってはいなかった」という。
「もともとは『0.1gの誤算』(以下、誤算)ヴォーカルの緑川裕宇がYouTubeを活発にやっていて、その中の企画でメンバーの“学生時代の写真を出す”というものがあったんです」
水田魔梨さんは必死に学生時代の写真を探したが、結局はポストした写真しか見つからなかったそうだ。
「本当はあれは出したくない写真だったんです(笑)。でも動画で出しちゃったものだから、もうしょうがない。今はメイクをしているし、『どうせなら出すか』と、Xでもポストすることにしたんです」
これと一緒に現在のフルメイクの写真をポストすると、たちまち拡散されたのだ。
「ファンの子が面白がってくれたらいいな程度で。全然バズることを狙ってなかったんで、自分がいちばんびっくりです。ヴィジュアル系バンドに限らず、こういう『メイクしたらこれがこうなった』みたいなビフォーアフター写真って多いじゃないですか? 僕自身も『これ何番煎じなの?』って感じでした(笑)」
バズろうとは思っていなかったものの、バズったことは「純粋に嬉しいです」という水田魔梨さん。周りの反応はどうだったんだろうか?
「誤算のメンバーは過去を知っているので『やっぱ、この写真は面白いよね!』と言っていて、ファンの子たちも『カワイイですね』とか好意的なリアクションで。僕を知らなかった人からも『人はこんなに変わるんですね!』と思ってもらえて嬉しいです」
水田魔梨さんの同期や後輩だけでなく、大先輩のバンドマンも「ヴィジュアル系やればね、これがこうですよ」を使ってポストしており、「光栄です」と話す。
そんな中で「ヴィジュアル系やめればね、これがこうですよ」という逆バージョンのポストも登場し、バズっている。
「中には本家の僕より伸びている人もいました(笑)。やっぱりみんな上回るものを見つけてくる。こうやって“バズ”は生まれるんだなぁ、すごいなぁと感心しました」
黒歴史を晒したら「まさかのバズ」
逆バージョンのポストも登場
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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【公演情報】
0.1gの誤算 9th Anniversary ONEMAN
「天照る明星に秘める闘志、小蛇は大龍の夢を見る」
3月29日(土)
開場/開演
16:30 / 17:30
前売
Aチケット¥6,000 /
初心者Bチケット¥4,000 /
椅子付き自由観覧エリア¥5,000 / D代別 ※完売
チケットは「イープラス」にて発売中!
0.1gの誤算 9th Anniversary ONEMAN
「天照る明星に秘める闘志、小蛇は大龍の夢を見る」
3月29日(土)
開場/開演
16:30 / 17:30
前売
Aチケット¥6,000 /
初心者Bチケット¥4,000 /
椅子付き自由観覧エリア¥5,000 / D代別 ※完売
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