更新日:2023年06月14日 15:59
恋愛・結婚

結婚式で親友から最悪のサプライズ。「私はあなたが忘れられない」告白に凍りつく…

親友から突然の報告

「独占欲の強い束縛男で、泣き虫男。しょっちゅう喧嘩してはHのいろいろな友達に泣きながら電話するようなしょうもない男でした。私にも何回も電話があり、喧嘩の仲裁を頼まれました。Hが後から電話をかけてきて私に謝るパターンが何度もありました」  そんな二人は、「別れる・よりを戻す」を繰り返したのだが、2年が経ったある日、Hから突然報告を受けた。 「『彼が入籍を急いでいたので入籍した。結婚式での受付をお願いしたい』とのことでした。突然の話に驚きましたし、怪訝に感じる部分はありますが、大好きなHのことを思い、快く引き受けました」  そして結婚式当日、披露宴の受け付けも無事に終わりテーブルについた久喜さん。 「私のテーブルは社会人になってからの友人席で、一人参加の人が多いため、最初はとても静かでした」  しかし、時間が経ち食事をしながらの談笑タイムになったとき、隣の女性がポツリと話し始めたという。

結婚式で新郎の隠された事実を知り…

「彼女は『Hはすごく大事な友達なのですが、私はこの結婚には反対です。Hは新郎に騙されていました』と言うのです。その話にテーブルのみんなが耳を疑いました」  新郎は付き合った当初は「バツイチ・子なし」と言っていた。Hは、彼に入籍を急かされたため戸籍謄本をとったのだが、「入籍する3日前に前妻との籍をぬいていた」という事実がわかったそうだ。じつは彼とは不倫関係だったのだ。当然、落胆したが、披露宴も決まっていたため、どうにもできなかったと話す。 「みんなはくそ野郎(新郎)に怒り心頭です。私もキャンドルサービスのときに新郎に殴りかかりたい気持ちになりましたが、大事なHの晴れ舞台なのでやめました」  なんとか、披露宴は終了した。久喜さんたちは、代わる代わるHとの写真を撮り合ったが、新郎とは言葉も交わさず、1枚も写真に収めなかったようだ。  そんな二人だが、何度も離婚危機に陥ったのだが、猫3匹と一緒に現在も結婚関係を続けている。 <取材・文/chimi86>
2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。
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