結婚式と通夜の日程が被り…友人新婦に欠席を伝えると、まさかの反応
―[俺の悲惨な結婚式]―
結婚式に出席する場合、時間が被らなかったとしてもさすがに同じ日に別の予定を入れる人はほとんどいないだろう。それでも弔事のように自分ではどうしようもないケースもある。
黒岩敏郎さん(仮名・38歳)も20代半ばのころ、出席予定だった友人の結婚式の2日前に祖母が他界。葬儀に参列するため、急きょキャンセルした経験を持つ。
結婚式と祖母の通夜が被ってしまった……
なんとか出席できないの?
「ハッキリとした文句ではないですけど、『なんとかならないの』って明らかに不満な様子が電話越しにも伝わってきました。私にとっても予想外でしたが、昔から性格的に喜怒哀楽が激しいところのある子だったし、身内の不幸が理由とはいえ突然参加できなくなったと言えばこんな反応をされても仕方ないのかなって。ただ、こちらとしても結婚式を優先させるって選択はできなかったため、謝ることしかできませんでした」
実は、もともと披露宴で余興を披露する予定になっており、黒岩さんはその中心人物といえる実質的なリーダーだった。新婦の彼女はどんな内容は知らなかったが、彼らが余興をすることは聞いていたため、「彼女がすごく楽しみにしていたのは知っていたので……」と困惑しながらも欠席を渋った新婦に理解を示したとか。
「余興については一緒にやる予定だったみんなに先に連絡し、彼らも『お前の分までちゃんとやるから!』と言ってくれたのでお願いすることにしました。ただ、彼女は最後までは私の欠席には不満みたいでしたが、どうにもならないので本当にゴメンと謝ってその日は電話を切りました」
ただし、彼もできることなら結婚式に行きたかったのは事実。余興のこともあったが、久しく顔を合わせていなかった大学時代のほかの友人たちとの再会も楽しみにしていたからだ。
だが、その一方で祖母にとっては自分が実質的にはたった一人の孫という身内の事情もあり、葬儀に参列しないわけにはいかなかった。
「本当は従姉妹が2人いたのですが私が小さいころに叔父夫婦が離婚。子供は別れた奥さんが連れて行ったこともあり、祖母はそれ以来一度も会えていなかったらしいんです。もし孫がたくさんいたなら結婚式を選ぶこともできたかもしれませんが、さすがに孫が誰も来ないのは亡くなった祖母もさびしがると思ったので」
結婚式そのものは予定通りに行われ、余興も仲間たちの頑張りもあって会場は大いに盛り上がったという。
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ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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