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頂点を極めた直後にまさかの引退!「ガールズケイリン」の女王が語る当時の思いと今後の活動

競輪ファンの誰もが耳を疑った瞬間

高木真備さん

昨年末の「ガールズグランプリ2021」で優勝し、今年4月に競輪選手を引退した高木真備さん

 2021年のガールズグランプリを制し、念願の競輪女王に輝いた高木真備さんが、4月3日に京王閣で行われた優勝報告会で、まさかの「引退」を発表。突然の出来事にファンの間では衝撃が走った。  その後、以前から興味があった保護犬・保護猫活動を行うべく、様々な保護施設を訪れては見学し、関係者に話を聞いて知識を身につけ、一人でも多くの人にその現状を伝えるために、彼女自ら情報を発信し続けている。  競輪でいうところの「ラインを乗り換える」かの如く、全く異なるステージへ活動の拠点を変えた彼女に、引退を決断した経緯から今後の活動について話を聞いた。

実は5年も前から引退を意識していた!!

 2014年にデビューし、2年後の2016年にはガールズグランプリに初出場。その後、体調不良や落車のアクシデントで出場できなかった2019年を除き、グランプリの常連だった彼女。5度目の挑戦となった昨年、遂にグランプリを制覇し、賞金女王の栄冠を手に入れた。まさにこれから、飛ぶ鳥を落とす勢いでグランプリV2、V3と量産していくのだろうと誰もが思っていたところ、4月3日の優勝報告会でまさかの電撃引退を発表。一体どういった経緯で引退を決めたのだろうか。 ーー引退を意識し始めたのはいつ頃なんでしょうか? 高木:実は5年くらい前から、周りの選手たちには「私、グランプリで優勝したらやめる」って話してたんですよね。まあ、みんな「獲ったら獲ったでやめられないよ」って言ってましたけど。 それで遂に昨年優勝できたので、引退のことを練習でお世話になっていた高木さん(同性だが血縁関係はなし)に相談したところ、「引退後の方向性が決まってからにしたら?」と引き止められてまして……。でも、競輪ってオフシーズンが無いから、グランプリが終わったらすぐに年が明けて次の年の賞金ランキング争いが始まるじゃないですか。その時に「あっ、また始まるんだ……」って思っちゃって。目標を失って気持ちが入らない感覚があるけど、走るからには女王として勝たないといけないし。なんか、少し無理をしていたというか、これは続けていけないなと思いました。 ーーでは、その時点ではまだ次に何をやりたいかは決まっていなかったんですね。 高木:そうです。優勝するまでは今後のことを考える余裕もないくらい競輪漬けだったので。いま目の前にある競輪をやり切ってからじゃないと、次のことは見つけられない状況でしたね。 それで私自身が犬を飼っていることもあって、保護犬の記事をよく目にしていたんです。これまでにも、個人的に寄付とかはしていたのですが、携わっている感じがしなくて。このタイミングだったら今まで以上に深く関われるかなと思い、行動してみることにしました。
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競輪選手との両立を選ばなかった理由
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