更新日:2022年06月26日 17:27
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アパレル業界のカリスマ、コーヒー専門店を「京都の古民家」で開業した理由

自分たちが死んだあとも残る仕掛け

バニーカステラ そして、もちろん石川氏は“その先”を視野に入れている。 「『兎珈琲』の店頭ではウサギのカステラも売っているんですが、これもゆくゆくは海外進出を考えています。ベビーカステラのウサギ版で型からつくっているんですが、将来的には自転車にセットできるようにして、自転車ごとパッケージングして輸出していくつもりです。  これが10年、20年かけて、そのうちにアジアの子たちがみんな知っている『町のお菓子』みたいなになればいいなって。そうやって世界中に僕らが手がけたIP(知的財産)が広がれば、僕らが死んだあとも残り続ける。  そんな仕掛けを今後もしていきたいですね。2023年はウサギの年(卯年)なので、世界での展開をいろいろ考えていますよ」 石川涼氏<撮影/山田耕司>
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