プロ野球2022“コスパ抜群”プレイヤー<パ・リーグ編>年俸2000万円台で上位成績
球界最高年俸はマー君の推定9億円!
“帝京魂”で打ちまくる右の安打製造機・松本剛
まず、最強コスパ選手として真っ先に名前が挙がるのは、プロ11年目にして打率.360(7月11日現在、以下同)をマークしてパ・リーグの首位打者に堂々と君臨し、オールスター出場も決めた帝京高校出身の松本剛外野手(北海道日本ハム)だろう。 彼の年俸は2050万円。今年日本ハムにドラフト1位で入団した達孝太選手が推定1000万円ということを考えると、11年目にしてはかなり安い年俸と言える松本だが、打率の高さはもちろん、盗塁数も現在リーグ2位と申し分なしの活躍ぶり。打撃センスと思い切りの良さには定評があったものの、レギュラーを掴めずにいた彼がコスパ以上の活躍をしている要因は何なのだろうか。キビタキビオ氏はこう分析する。 「“BIGBOSS”新庄剛志による新体制になったことで、若手や伸び悩んでいた選手の積極的起用に路線が切り替わったことが本人のモチベーションアップに繋がったのでは? その影響もあってか、松本の開幕直後1カ月ほどの一塁ベース駆け抜けタイムを見ると右打者としてはパ・リーグトップの3秒94というタイムを記録。過去のデータではそれほど速くはなかったのですが、今年に賭ける意気込みが全力疾走に反映されているのかもしれません」(キビタキビオ氏、以下同) BIGBOSS・新庄に初球からガンガン振っていくことを貫くことを助言されたことも大きい松本。全力疾走などのアグレッシブな姿勢を忘れなければ、首位打者獲得も夢ではなさそうだ。また、日本ハムでは現在パ・リーグ打率5位で上位打線を担っている野村佑希(2000万円)をはじめ、清宮幸太郎(1700万円)や万波中正(900万円)らも粗削りながら長打を量産しており、コスパの良い選手がそろっている。
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