“1億円稼いだ”ライバーの人たらし術。目上の人には「なついているフリ」をせよ
タレントやアイドル、一般人問わず気軽にスマホやパソコンからライブ動画配信をできるアプリが人気を博している。そんなライブ配信アプリの多くはいわゆる“投げ銭”や“アイテム”を通じて課金をすることが可能で、その収益によって生活している配信者、通称ライバーも少なくない。
ライブ配信で1億円稼いだ話』(幻冬舎)を発売してメディアでも話題の彼女が、いかにしてトップ配信ライバーにのぼりつめたのか、その経緯を赤裸々に語ってくれた。さらに、トップライバー目線から見たサラリーマンの処世術も伝授!(記事は前後編の後編)
【前編の記事】⇒“1億円稼いだ”伝説のライバー・福岡みなみ「アンチほどコロッとファンになる」
——ライブ配信でこれまでファンに課金してもらった最高額は?
福岡:1日でいうと、一人で1000~2000万円の課金はありましたね。月だと総額4000万円くらいが最高額だったかな。
——4000万! そんな高額の課金をしてくれる視聴者ってどんな人なんですか?
福岡:実は私も気になってます。何度かオフ会を開いたことがあって、そのときに来てくれたファンの方は「月に200~300万円は自由に使える」というような経営者関係の人が多かったですね。でも、1000万円超えの課金をしてくれるトップ層はオフ会に来たことがないので、謎に包まれてます。
——そういった経営者は飲みの席に行けば十分モテるし、承認欲求を満たされそうな気はするのですが……。ライブ配信にのめり込む理由って何なんでしょうか。
福岡:例えばキャバクラとかに行く場合は恋愛感情もあるだろうし、そのキャバ嬢をトップにして自分を気に掛けてもらいたいという思いがあると思うんですけど、ライブ配信で課金してくださる経営者は全然違うんです。いわば“自分との戦い”を楽しんでいるというか「トップライバーに一番課金している自分に対するプライドとか、負けたくない」というようなゲーム感覚なんだと思います。
——どういう人が配信者に向いているのでしょうか?
福岡:大勢に好かれるよりも、1対1の会話やコミュニケーションに強い人、特定の人に大好きと思ってもらえる配信者は人気がありますね。だからホストやキャバ嬢には強い方が多いです。
——見ている視聴者は100名以上いることもあると思いますが、その中で1対1のコミュニケーションのように見せる方法は?
福岡:視聴者の名前を呼んであげたり、コメントに反応したりすることで、急に当事者意識が生まれるんですよ。そこでどれだけ課金してもらえるかが勝負ですね。
そんなライブ配信業界で“1億円を稼いだ”伝説のライバーとして知られているのがインフルエンサー・タレントにして経営者でもある美女・福岡みなみだ。配信アプリでの成功談を綴った著書『
高額課金してくれるファンの正体は謎のまま
視聴者に当事者意識をもってもらう
『ライブ配信で1億円稼いだ話』 ライブ配信初心者だった福岡みなみが1億円稼ぐまでにやったこととは? ライバーに必要なマインドから稼ぐためのキャラ設定、リスナーとのコミュニケーションの取り方、課金してもらうためのテクニック、日本一になるための戦略まで余すところなく大公開! |
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