更新日:2022年09月26日 22:02
ライフ

「起きる時間がバラバラ」は100%の快眠を得られない。1日単位で管理する睡眠改善法

日々の行動を“見える化”する

24時間を90分刻みで考えるリズムマネジメント法「R90サイクル」

 実際に私が睡眠改善をする際には、コーチング相手には16分割した「睡眠ノート」という表を使って、日々の行動を“見える化”していきます。書き込んだら、あとは表に近い生活を毎日送り、理想的なリズムを探していきます。  ただし、「必ずこの通りにしなくてはいけない」と思わなくてもOKです。仕事などでサイクルがズレたら、「明日からまた整えよう」というくらいのスタンスで大丈夫です。  もちろん、ただ単純に90分刻みのリズムを意識するだけは完璧ではありません。快眠を得てハイパフォーマンスを保つには、 ・体に合った寝具や寝装品を使っているか? ・寝室空間は整っているか? ・食事内容は問題ないか? ・隠れた睡眠障害がないか?  など、多角的な視点で睡眠を捉えていく必要があります。それらを設計し、管理し、寄り添い、結果を出していくのが私たちスリープコーチの仕事です。    睡眠はとても幅が広く、奥が深い活動です。この連載ではこれから、さらに細かく有益なテクニックを紹介していきますね。 <構成/日刊SPA!取材班>
スリープコーチ。上級睡眠健康指導士。(一社)オルソスリープアカデミー代表理事。2016年に「快眠ほぐしサロン すいみん」(大阪市)をオープンし、約2万人の睡眠をサポート。また、企業向けに睡眠セミナーも実施してきた。2022年2月からニック・リトルヘイルズ氏と正式に契約し、アスリートに向けた睡眠指導も本格化。社会全体の睡眠の質を高めるために奮闘している。Instagram(@tatsutoyano)Twitter(@yanotatsuto
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