ラッパー・呂布カルマ“漫画少年”時代を熱弁「ジャンプよりチャンピオンに夢中」
漫画少年からラッパーへ
――子供の頃から追い続けてきた漫画家ではなく、ラッパーになったのにはどういうきっかけが?
呂布 大学を卒業してから漫画家になる為にフリーターをやっていたんです。バイトしながら漫画を描いてたんですけど、学生時代から並行して好きだったラップを漫画の息抜きに始めてみたんですよ。クラブで初めてライブをしたら、それがめっちゃ楽しくて。もう一気に漫画がどうでもよくなっちゃった。そこからは親の前では漫画を描いてるふりをしながら作詞にのめり込みましたね。
――それだけの衝撃がそのライブにあったわけですね。
呂布 はい。その時に「今やるならラップだな」と思ったんです。漫画はラップで有名になった後に描く機会があるんじゃないか?って。カールスモーキー石井みたいなスタンスで漫画を描こうと思ったんですよ(笑)。実際にその通り、ラッパーになってから漫画のオファーが来たんで考えは間違ってなかったですね。先述した漫画も連載できたし、今はなんの未練も残ってないです。
――とはいえ、あれだけの画力だとオファーもたくさん来るのでは?
呂布 そうですね。でも、生半可な気持ちではできないな、と。真剣に目指していたからこそ、ラップと漫画の両立は本当に難しいとわかっているつもりです。自分の仕事をコントロールできるようになったら筆をとれたらいいなとは思ってます。それまではやっぱりラップにできる限りのエネルギーを注いでいきたいですね。
漫画をこよなく愛した少年は大人になり、今やまさに漫画から飛び出したかの如き活躍をみせている。呂布カルマというキャラクターはこの先どんな物語を我々に見せてくれるのだろうか。
【呂布カルマ】
愛知県名古屋市を拠点に活動するラッパー。ヒップホップレーベル「JET CITY PEOPLE」代表。幼少期を大阪府で過ごした後、中学生時代から愛知県名古屋市で暮らす。MCバトル番組「フリースタイルダンジョン」にて2・3代目モンスターとして出演。音楽活動のほか、グラビアディガーとしても活躍。
<取材・文/南ハトバ 撮影/水野谷維城>
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