仕事

看護師、バックパッカーから銀座へ。南国育ちホステスの笑顔に癒される

コミュニケーションは座学で勉強

――ワイルド過ぎると言うと? 望月 オーストラリアでバックパッカーをやっていた時期があって、ヒッピーみたいな生活だったので坊主にしていたんです(笑)。なので、坊主でも大丈夫だった池袋のスナックで働いたら、やっぱり夜のお仕事は楽しいなと。それで次は、池袋にある接待のできるラウンジに2年ほど在籍して、後半はチーママを任されました。ちっちゃいお店だったんですけど、もっと上を目指したい、やっぱり銀座に戻りたいという気持ちが強くなって。思い切って1年前、銀座に戻ってきて、またル・ジャルダンのお世話になりました。 ――もともとコミュニケーションをとるのは得意なほうだったんですか? 望月 むしろ、水商売を始めるまでは苦手でした。最初の頃は、お客様と何を話していいのか分からなくて、会話になっていませんでした。それで、銀座のママさんが書いている本や、コミュニケーション関係の本を読み漁って、徐々に会話を学んでいきました。

銀座の空気を大事にしたい

――どんな時にお仕事のやりがいを感じますか? 望月 常連のお客様が接待を任せてくれた時です。私を信頼して、大切なお客様を連れてきてくれる訳ですから、認めてもらえたんだといううれしさがあります。 ――仕事をする上で大切にしていることは何でしょうか? 望月 生活感を見せないことです。せっかく銀座に遊びに来て、夢を見に来てくれているお客様たちの前で、生活感を見せる必要はないですよね。常に着飾り方は銀座っぽく、上品に見えるように心がけていますし、所帯じみた会話もしないように気を付けています。
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ホステスが舞台に立つことに感動
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