長渕剛の“愛国心”はどこから生まれたのか?“貧しさ”を歌っていた時代からの変化
国を憂う思いは「いつかの少年」の反動か
ここまで、“外国人から土地を守れ”発言につながる道筋を振り返ってみました。すると、いま国を憂う思いは「いつかの少年」の反動なのではないか、とも思うわけです。 アメリカのソングライター、ランディ・ニューマンの「Follow The Flag」という曲があります。アンセム風の荘厳な曲調で、偉大な国旗に自らを投影する人達の心象を歌っています。あえて感動的なハーモニーにすることで、国旗に入れ込む心理を皮肉っているのですね。 <みんなそんなものはただの絵空事だと言う 何の意味もないし 嘘っぱちだなんて言うやつもいる でもそれは違う 俺は死ぬまで国旗に従属するんだ> (筆者訳)
「日本人の美しい気持ち」とは一体なんなのか
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