更新日:2022年10月24日 10:13
仕事

58歳男性、還暦目前で「幼い頃の夢=漫画家」に挑戦。報酬はいくら稼げるか

人生の終盤、ラストチャンスのつもりで再挑戦!

三面記事用イラスト

ボツになった三面記事用イラスト

 その後、普通の大学に入り、普通の会社で働いていたのですが、三十路直前の29歳で辞め、カナダにワーキングホリデー制度を利用して行きました。そこで現地の日系日本語新聞社に拾ってもらい、ライター稼業をスタートさせました。  現在はライターになって早約30年。これまで文章の仕事とは別に、作家の先生の連載エッセイ用にイラストを描かせて頂いたりする機会なども稀にありました。しかし、それらが次のチャンスに広がることはなく……。  そして、ついにアラカン。体力のおとろえを感じる今日この頃、何かに挑戦するなら今しかない!と思い、再びマンガ家を目指そうと決意しました。

有名サイトに投稿したものの…

 とはいえ、はたと悩みました。どこから何から始めればいいのか? 「今はネットの時代だ、どこかのWebサイトにまずは投稿してみよう!」と思い立ち、グーグルで「漫画 投稿」と検索。そこでいちばん最初に出てきたのが「アルファポリス」というサイトでした。マンガだけでなく小説も投稿可能で、出版事業も手がけているようです。  つまり、このサイトで人気がでれば出版の可能性もあるということ……。  そのうえ、投稿作品に対するインセンティブ(報酬)もあります。作品の人気度などに応じて月単位でスコアが付与され、貯まったスコアは各種の商品ギフトコードや現金と交換することが出来ます。投稿者の中には何と月23万円稼ぐ人もいるようです!  早速、ユーザー登録をして投稿開始。まだ何も新しい物を描いていないので、中学時代の1コママンガをとりあえずアップしてみました。題名は「アラカン梅ちゃんのお馬鹿劇場」です。  果たして、その結果は……。
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実際に稼げたインセンティブ(報酬)は…
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バンコク在住のフリーライター。タイを含めた東南アジア各国で取材、JAL機内誌スカイワードやアゴラなどに執筆。観光からビジネス、エンタテインメントまで幅広く網羅する。NHKラジオなどへの出演も行っている。世界100ヵ国以上の現地在住日本人ライターの組織「海外書き人クラブ」会員。

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