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女性ライバーに“3日で20万円”課金する中年男性のリアル「貢献できることが楽しい」

オフライン交流会は「夜の店よりは安い」

 最後にヒロシさんは、オフラインで交流できることの魅力について熱く語った。 「それとライブ配信以外の交流でも同じことで、有名アイドルの握手会とかは数秒間しか話せませんよね。でもまだ有名ではないライバーは、少しファンができたらオフ会を開催する人もいて、一緒に会話することまで出来るわけです。  最近推しているのはTikTokライブで活動している『のあぴ』と『なな』という姉妹なのですが、以前この2人がオフ会を開催しまして、そこではなんと彼女たちの手作り料理が食べられました。参加費は2時間飲み放題で8000円です。普通の飲みなら高い額ですが、自分が好きなアイドルとお話できて手料理が食べられて8000円は安すぎます。だってキャバクラとか行って、ボトルでも入れたら2万円くらいは普通にするでしょう。しかも必ず自分の推しと話せるわけじゃないし(笑)。確実に推しと話せるライバーオフ会の方がよっぽど楽しいです」

コロナ禍が終わっても「飽きるまで観続けたい」

 ヒロシさんの投げ銭額は一般的な趣味の域を超えているが、たしかに“夜の店”と比較すると、全てが安く感じてしまうのかもしれない。  今はある程度、居酒屋でお酒を飲む日常が戻ってきているが、「今後も飽きるまでは観続けたい」と語ったヒロシさん。インタビュー終了後に再び数千円のアイテムを投げ、ライバーの喜びリアクションをつまみに酒を飲み干していた。 取材・文/セールス森田
Web編集者兼ライター。フリーライター・動画編集者を経て、現在は日刊SPA!編集・インタビュー記事の執筆を中心に活動中。全国各地の取材に出向くフットワークの軽さがセールスポイント
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