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1億超えで落札された馬の実力は?デビューを待つ評判馬を元競馬誌編集長が徹底解説

将来的には“二刀流”での活躍も! ノルドヴェスト

競馬

芝とダートの“二刀流”での活躍も期待できるノルドヴェスト 
写真/村田利之

ノルドヴェスト 牡 美・萩原清 父:ロードカナロア 母:マエストラーレ  最後に、東京デビュー予定の関東馬を。ノルドヴェストの半兄は2018年のJRA賞最優秀ダートホース・ルヴァンスレーヴで、本馬はサンデーレーシングで、総額7000万円で募集されました。  春先に取材した際、ノーザンF空港の高見厩舎長は「馬体に張りがあって、筋肉量もあります。調教を積むことで、さらに良くなるでしょう」と大きな期待を寄せていました。その期待通り、美浦トレセンに入厩後は、軽快な動きを披露しているようです。  デビュー予定は10月30日の東京芝1800m。天皇賞(秋)当日のデビューは期待の表れに他なりません。また、血統的には、間違いなくダートでも走れるでしょうから、将来的には、高いレベルでの芝ダートの二刀流もありそうです。

来年のダービー馬を探しに行こう!

 現段階でもハーツコンチェルト、フェイト、リバティアイランド(牝)など、鮮烈なデビューを飾った馬はたくさんいますが、まだまだ、この先にデビューする組にダービー馬が潜んでいる可能性はかなりあると考えてよいでしょう。  競馬場への入場制限も緩くなってきたので、メインレースだけでなく、新馬戦を目当てに競馬場に足を運んでみるのもまた一興ではないでしょうか。  文/松山崇
馬券攻略誌『競馬王』の元編集長。現在はフリーの編集者・ライターとして「競馬を一生楽しむ」ためのコンテンツ作りに勤しんでいる。
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