更新日:2023年01月18日 10:37
エンタメ

大食い王者が「揚げ物は刃物」と語る理由。二度とやりたくないメニューとは

現役チャンピオンを震え上がらせた恐怖の食材とは?

MAX鈴木さん

インタビューに答えるMAX鈴木氏

 フードファイターはどんな食材でも食べ尽くすイメージがあるが、MAX鈴木氏にも苦手な食材があり、それがチャレンジメニューとして出てきた時はさすがに苦戦を強いられるとのこと。また過去には出された途端に震え上がり、全く手をつけられなかった恐怖の食材もあったそうだ。 ——嫌いな食べ物はあるんですか? MAX:あります。特に苦手なのがジビエ系。ラムやマトンみたいな臭みのある肉は100%無理です。以前、さらば青春の光さんの動画で「苦手な食べ物だったらフードファイターに勝てるんじゃないか?」っていう企画があって参加したんですよ。そこで僕はジビエ系が苦手だって言ったら、ラムのお店で大食い対決しようっていう流れになって。たしか1キロくらいだったんですが、やっぱりダメでしたね。臭いのせいで力み過ぎてムチウチになりかけましたもん。もう、頭痛くなっちゃいました。

限界に迫るからこそ起こる「便意のハプニング」

 最後に鈴木氏は、フードファイターなら誰もが経験するであろう「便意のハプニング」についての経験を語った。常人ではないほどの量を食べるフードファイターだからこそ、“物理的に”下から出そうになることがあるようだ。 ——大食い撮影中の裏話や予想外のハプニングなどはありますか? MAX:僕が見たわけじゃないんですが「おもらし」しちゃった人がいるって話は聞いたことがありますね。しかも、大きい方です(笑)。おそらく物理的に出ちゃったんでしょうね。だから、大会の時にはオムツを履いて出場する人がいるって話も聞いたことがあります。  僕の話だと、先日の大食いの撮影のあとに、帰りの駅に向かう途中でギリッギリの状態になっちゃって……。一緒に駅に向かっていた共演者の人に「俺、ちょっと買い物あるからまだいるわ~じゃあね~」って軽い感じで言って、改札で別れた後に、近くのトイレに向かうエスカレーターですでにベルトを外していました(笑)。ホント、急に来るんですよ。ガーンッ!! って。おもらしはないですが、ピンチを迎えることは多々ありますね(笑)。  大食いは普通の人じゃ考えられない量を食べますが、もちろん普通の人間なんで……。これからも温かい目でみて応援してもらえればと思います。  *  *  *  ひたすら食べることで人に感動と興奮を与えるフードファイターという仕事。常に限界に挑戦し続け己自身と戦う姿は、もはやアスリートと言っても過言ではない。プロとして、さらには現役王者として君臨しているMAX鈴木氏は、その座を守り抜くべくこれからも食べ続け、そして自分と戦い続けるだろう。まだまだ彼の食べっぷりからは目が離せない……。 取材・文/サ行桜井
パチンコ雑誌『パチンコ必勝ガイド』『パチンコオリジナル実戦術』の元編集者。四半世紀ほど勤めた会社を退社しフリーランスに。現在は主にパチンコや競輪の記事を執筆している。
X(旧Twitter):@sagyosakurai
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