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不動産業界が震撼、今年1番話題を呼んだ「#クソ物件オブザイヤー2022 」が決定

 つづいて第2位の発表だ。

2位【白金台の干物マンション】

僕が追い出された港区の物件。出て行かない人向けにエントランスが素敵に装飾されていました。こうなる2ヶ月前、ドアをドンドン! と叩く豪快なオーナー変更の挨拶があり、24h戦うビジネスマンぶりにびっくりしてすぐ退去を決意した当時のライブ感溢れるツイートも添付します。 投稿者こいずみ もとおさん(Twitter:@m0t00) 運営のコメント「令和の時代とは思えない昭和な手法の立ち退きが東京の港区の一等地である白金台で行われた。嫌がらせに吊るされた生魚や生卵、ブルーシートにグラフィティアートの超絶インパクトだけでなく、なんと立ち退かされた側の住民がまさかのクソ物件オブザイヤーに参戦。立ち退き料はお家賃6ヶ月とのことですが多分頑張ればもうちょっともらえたとおもいますwww」  そして、最優秀賞は!

1位【シャネルの階段カー】

1〜2階ぶち抜きでテナント入りたいから専用の階段欲しい ↓ 階段は建築基準法上、主要構造部なので建築確認が必要かも ↓ 既存部にも基準法の遡及適用がかかる ↓ いろいろアカン事になるかも ↓ 階段みたいな車がたまたま横に停まってるだけです 投稿者お鯛さん(Twitter:@otto_morgen) 運営のコメント「か、か、階段ちゃうし。階段押したら動くんか? 動かへんやろ? 階段ちゃうぞ階段の形したカーやから。建築基準法とか、カーには掛かってけぇへんから。みたいな論法です。これをグローバルな高級ブランドの店舗でやってるのがおもしろいですね。真面目に適法にこの建物自体の持つ問題点をクリアしようとして、建物所有者やテナントや一級建築士が頭を捻った結果がこの建築基準法トンチ。まさに不動産を舞台に起こる喜劇を愛でるというクソ物件オブザイヤーの趣旨にふさわしい作品です」  最優秀賞作品の発表に、会場を埋め尽くした不動産屋たちの万雷の拍手が響く。こうして、今年も不動産業界を象徴するような作品が出揃い、大盛況のまま幕を閉じた。
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不動産業界への深い愛情の裏返し
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