エンタメ

不動産業界が震撼、今年1番話題を呼んだ「#クソ物件オブザイヤー2022 」が決定

不動産業界への深い愛情の裏返し

 そもそも、なぜこのようなイベントが開催されているのか。ただの大規模オフ会じゃないのか。主催者の全宅ツイのグルに聞いてみた。 「2022年12月現在、やっとコロナの不動産業界への悪影響はかなり緩和されてきた感じがあります。そして不動産価格は20年間でもっとも高騰しています。有り体に言えば僕たち不動産屋さんたちはその宴の真っ只中にいて浮かれています。  でも来年は不動産相場が、そして不動産屋さんたちがどうなっているかは誰もわかりません。ツームストーンにも書いてありますが、“地獄への道は最高益で舗装されて”います。クソ物件オブザイヤーで、毎年毎年の不動産にまつわる悲喜こもごもをクソ物件として記録して、あの2008年のリーマンショックが2023年に起こっても何も不思議はないのだという事実を忘れないようにしたいというのがこのイベントの大きな趣旨です。  そんな趣旨に沿いつつ、一方では、不動産屋さんでない一般の皆さんにも楽しんでいただけるような分かりやすい、インパクトのある物件もご覧いただけるような運営を心がけています」(全宅ツイのグル)  なるほど。もしかするとクソ物件オブザイヤーはただの不動産屋さんの悪ふざけではなく、日本の不動産業界の歴史を後世に伝える、貴重な文化資産になりつつあるのかもしれない(!?)。ちょっと口汚いタイトルも不動産業界への深い愛情の裏返し……のはず。来年も、再来年も、不動産屋たちが生き残り、この楽しいお祭りが続いていきますように!
「全国宅地建物取引ツイッタラー協会(全宅ツイ)」は、数百億円の不動産を取引する不動産ファンドのAMrからルノアールにたむろする無免許ブローカーまでを会員に擁する、その保有資産、預り資産、グリップ資産の合計が2兆円を超える不動産Twitter最大の業界団体です
1
2
3
4
5
テキスト アフェリエイト
新Cxenseレコメンドウィジェット
おすすめ記事
おすすめ記事
Cxense媒体横断誘導枠
余白
Pianoアノニマスアンケート