更新日:2012年06月01日 16:35
恋愛・結婚

【セックス常識のウソ】「濡れる=感じる」ではなかった

俺たちが“モテる”と思い込んでいた行動が、時代遅れで通用しなくなっていたり、実は女性の評判が悪かったりしていることが多々あることが発覚。本誌では、識者陣のほか、一般女性たちから、“実は間違っているモテ行動”の数々を挙げてもらったところ、出るわ出るわ。こんなことをやってたら絶対にモテないぞ! ◆男の小さな勘違いが女性を不快にする
宋美玄氏

宋美玄氏

 男の永遠のテーマである「ペニスの持ち・長さ」はSEXに実際関係するのか。『女医が教える最高に気持ちいいセックス』の著者・宋美玄氏が教えてくれた。 「1~2時間ぐらい挿入したがる人もいますが、実は1回あたり15~20分が相場。逆に長すぎると女性は痛い。大きさも関係なくて、5~6cmあれば足りますよ」  また、誰もが聞いたことがある「9浅1深(9回浅く突いて、1回深く突く)」や「8の字を描くように腰を動かす」などのテクで、女性がイキやすくなるという説。 「ピストン運動は、一定のリズムで刺激されるから、女性はイケるもの。単調なリズムこそいいので、強弱やスピンによる刺激はむしろ逆効果です」(宋氏)と科学的な視点から否定。今すぐ改めよう。 「とにかく女は濡らせばいい」「気持ちいと潮を吹く」と考える人も多かろうが、医学的には「濡れる=感じる」わけではないという。 「体質や体調、水分を取っているかが関係してくる。愛液は血液から作られるので、脱水気味のときは全然濡れません。また、濡れているから気持ちいいわけでもないし、濡れないから気持ちよくないわけでもない。潮吹きも同様で、これも体質によりますね」(同)  また「体位はたくさん試したほうがいい」と考えがちだが、これも女性からは否定的な様子。 「上手な人ならいいけど、下手な人に無理やり体位を変えられると『はぁ?』って感じ。ちゃんとテクニックを持っている人じゃないと、冷める」(26歳・元風俗嬢)  そして、終了後の鉄板はやはりこれ。「終わった後の腕枕」。これについては、「腕枕されると、ワキ毛がちょうど顔の前に来るのが嫌です」(峰なゆか氏)、「腕と頭の形によるのか腕枕には相性があるんですよ。合わない枕で寝るとツラい。でも、せっかくしてくれるんなら我慢しますけど」(元風俗嬢)。  繊細なテーマだけに、男の小さな勘違いが女性を不快にする例が多々あるのだ。テクニックだけに走らず、相手の反応を最優先に! 【宋美玄氏】 医師、性医学者。産婦人科医。著書に『女医が教える 本当に気持ちのいいセックス』、『幸せな恋愛のためのSEXノート』などがある 【峰なゆか氏】 漫画家・ライター、本誌で連載中。エロ、文学小説、サブカル漫画を得意とする元AV女優ライター。4コマ漫画の単行本『アラサーちゃん』も絶賛発売中 ― 間違いだらけのモテ常識をぶった斬る!!【7】 ―
女医が教える 本当に気持ちのいいセックス

医学的に『気持ちいい』を考える

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