更新日:2023年01月12日 15:19
お金

年末年始のパチンコ店。経営者視点から見える勝負してはいけない日

グランドオープンを狙う

グランドオープン

11月後半にグランドオープンした店も、年末年始に甘く扱われる可能性あり

 12月30日から1月4日の回収期は、強気なホールを見つけたとしても、残念ながらガセる可能性が高い。普通に戦えば敗戦濃厚となるため、「盆暮れ正月はグランドオープン店を狙おう」という戦略で勝負を挑む。東京都に住んでいるのならば、GoogleやYahooなどで「関東 グランドオープン」と検索する。 12月28日 アサヒ2鹿島田(神奈川県川崎市) 12月28日 キングBOSS1000(栃木県宇都宮市) 12月29日 スーパーDステーション高崎本店(群馬県高崎市) 1月6日 楽園アメ横(東京都上野区)  すると、4件も引っかかってくれた。グランドオープンから1週間ほどは赤字経営してくれるケースが多い。そんなわけで、年末年始すべての予定が埋まった。こうなるとプラス期待値が見込めそうだ。

「機種選び」と勝つためのワザ

 戦地が決まったら、あとは機種選び。どれを打っても高勝率というわけではなく、メリハリがあるなかで、少しでも還元率の高い台をチョイスしたい。設置台数が多くて長期稼動が望めそうなマシンは甘く扱われる傾向が強いため、パチンコは、海系・エヴァ・ユニコーン・牙狼、この辺が狙い目となる。もし、これらのメイン機を取り逃がした場合は、技術の効くマシンを選びたい。  たとえば『P真・一騎当千』は、アタッカーの性能が抜群に良い。そのため、攻略打ちが効く。10カウントで閉じるはずのアタッカーに、11個目の玉を同時入賞させられるのだ。ようするに、「10カウント目の玉を屋根にかすらせて減速させ、11カウント目の玉を強めのストロークに切り替える」といった手順で打つ。これで、7%ほど獲出玉をアップさせられるため、利益率が格段にUPする。  ただし、効果が高すぎるゆえにプロお断りの店で打つと出入り禁止となるケースもあるので、その覚悟だけは持っておくべきだろう。  また、パチスロは姉妹店の設定投入傾向を引き継ぐ可能性がある。たとえば「3のつく日は、3台ならびの高設定が複数」だったり、「5のつく日は、GOGOジャグラーが高配分」みたいな法則を、できるだけ早く見つけたい。
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年末年始に出さなくてはいけないホールもある
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技術と釘読みで凌ぐパチプロ生活が20年。その稼働内容を、雑誌(パチンコオリジナル実戦術、必勝ガイドMAXなど)に寄稿し始めて10年が経つ。YouTubeの密着シリーズ(パチダンTV)は特に人気があり、70万回再生を超えた。
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