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“マスク拒否男”機内での動画がネット炎上、2度の逮捕。その後の人生を聞いてみた

“反マスク”を強く主張しているわけではない

ルポ[ネット炎上後]の人生

趣味の登山旅行へ。保釈期間中は旅行するにも裁判所への申請が必要に。「許可なく行ってしまうと逃亡とみなされる」そうだ

奥野さんは決して“反マスク”を強く主張しているわけではない。ただ自身は喘息持ちで、長時間のマスク着用が苦しいことなどもあり、「マスクをするのもしないのも自由。日本では、マスク着用は法的義務になっていないにもかかわらず、社会の同調圧力がマスク着用を強制してしまっているのはおかしい」というのが本心だ。 今後もマスクをしない正真正銘の顔出しで、自らの主張や事実を法廷やTwitterで訴える。

「決して譲ってはいけない本質的に大切なことがある」

「街で『勇気をもらいました』と声をかけてもらえるのはとてもうれしい。『マスクにサインしてください』とお願いされることもあります」 社会の大多数からバッシングを受けて心が折れない人は、たぶんいない。しかし、いくら炎上しても「決して譲ってはいけない本質的に大切なことがある」と奥野さんは教えてくれた。 <取材・文/週刊SPA!編集部>
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