更新日:2023年02月18日 10:15
仕事

専業主婦が子連れで海外移住。苦難の連続、現地でパラレルキャリアを実現するまで

「国籍取得も考えている」

 将来的には「オーストリア国籍取得も選択肢の1つ」と話すみずもさん。 「税金をいくら納めても、投票権がなければこの社会では私の意見は反映されないということが気になる程度にここに根付いたのかも。これからもウィーンで生きていくことも考えています。参政権を得るには国籍が必要なので」  彼女には確固とした考えと意思がある。今後いつどんな選択をするにせよ、それを着実に実現していくはずだ。  みずもさんからは今まで積み重ねてきた経験から来ているであろう自信と、前進していくエネルギー、そして笑顔が溢れていた。 <文・写真/バレンタ愛>
2004年よりウィーン在住。うち3年ほどカナダ・オタワにも住む。長年の海外生活と旅行会社勤務などの経験を活かし、2007年よりフォトライターとしても多数の媒体に執筆、写真提供している。著書に『カフェのドイツ語』(三修社)、『芸術とカフェの街 オーストリア・ウィーンへ』(イカロス出版)など。世界100ヵ国以上の現地在住日本人ライターの組織「海外書き人クラブ」会員。
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