「ブレイキングダウン7」バン仲村vs瓜田純士、因縁の背景/バン仲村の手記より
一部始終を目撃者として見ててくれないか
朝一番に扉の前に立っていた。もとより俺の部屋である。鍵はある。悶々と過ごした数時間、怒りのなかで冷静な計画を立てていた。朝まで待ったのも、根底では計算が働いてのことだった。怒りに任せて純士を叩き出せば、警察に駆け込む可能性だってある。純士は警察に厄介になっている反面、警察に駆け込み、利用し、人脈にするというスタンスもとっていた。現にチンコロ野郎との評判や前例があることも知っていた。
そうしたこともあり、自分自身への防衛策もあって証人を帯同させたのだ。同じマンションには日焼けサロンのスタッフの部屋もあり、ソイツに同行を依頼した。店長が女性なのもあったし、あまりに早朝だと悪いと考えた。が、それでも朝7時には部屋の前に立っていた。
「なにもするつもりはないけど、一部始終を目撃者として見ててくれないか? 怖ければ部屋に入ってこなくてもいい。玄関を開けたまま観察してくれていればいいから」
万が一の場合の証言を確保するだけでなく、その万が一を起こさないで済ませたかった。誰かが見ていてくれれば、俺も冷静を保てられると踏んだのだ。同時に、当時の純士は常にアイスピックを持ち歩いているような人間でもあった。だからスタッフには俺が刺されたら警察に通報してくれとも言い含んでおいた。そのくらいだから、ボコボコにすることを前提に踏み込んだわけではなかったのだ。鍵を開ける前に日サロのスタッフに確認の視線を送る。黙ってうなずいてくれたので、俺は鍵を差し込んだ。勝手知ったる俺の部屋である。玄関を開けただけですべてが把握できる1DK。ダイニングの先で二人が布団にくるまっているのがわかった。冷蔵庫を開けるとペットボトルの水。そいつを摑み取ると、まだ眠っている純士の頭から注ぎかけてやった。布団をひっぺがえすと、二人は全裸のまま。それで髪だけ摑んでひっぱり起こす。
金玉を蹴り上げ、相手を十数秒蹴りまくる
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