AIに音楽は作れる?ChatGPTに“サザン風”の歌詞を書かせて気づいた「人間との決定的な違い」
<音楽編>
Aメロ<Amaj7 Bm7 E7 E7>
サビ <A6 Dmaj7 F#m7 Bm7 E7 Em7 A7 Dmaj7>
鳴らしてみると、どことなく「DOWN TOWN」(シュガー・ベイブ)を彷彿とさせる響きで、このあたりの学習能力はバカにできません。つづけて、この進行に合う歌詞をつけるようリクエストします。今度はこう。
Aメロ <陽射しに包まれ 風が吹いている 胸の鼓動が力強く響く
歩き出す街は 生き生きとしていて 今すぐなら 何でもできそうだ>
サビ <日々は長く 夜は短く 心が軽く 浮かんでいるような
世界は広がってる 私も追いかける この気持ち 未来へ飛び立とう>
明るい長調のコード進行を反映した前向きな歌詞ですが、ところどころおかしな表現も散見されます。歩き出す街? 「今すぐなら」ってずいぶんとすぐ冷めちゃうような…。
加えて、ひとつひとつのパートは曲調を捉えたフレーズが選ばれているものの、先述したようにそこから大きなストーリーが生まれるわけではない。あえて言えば、ただのムードなのですね。
これを“歌”と思うかどうかは、聞く人、読む人によって評価の分かれるところなのではないでしょうか。個人的にはちょっと厳しいかなとの感想を持ちました。著しく意外性に欠け、問題を包括的にとらえる能力に難があると思ったからです。
今後の成長に期待…?
音楽批評の他、スポーツ、エンタメ、政治について執筆。『新潮』『ユリイカ』等に音楽評論を寄稿。『Number』等でスポーツ取材の経験もあり。X: @TakayukiIshigu4
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