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『かっこいいスキヤキ』ドラマ化記念! 主演・竹内力と原作・久住昌之が対談!

――竹内さんが銃を手にしているのがハマりすぎていて、本物に見えてしまったのかも……。久住さんがドラマをご覧になった印象は? 久住:まず4話オムニバスっていうのがよかったですよね。1話にしてしまうと大げさになってしまうところが、1話ずつ短く終わるのがね。  あと、ジェームスがイライラして「わー!」って叫ぶシーンがよかったと思います。最初、疑問だったけど、竹内さんのドラマの中のいいアクセントというか、爆発シーンになっているなと思いました。今後もし続編を作ることになったら、青い目のジェームスがくだらないことに悩みながら真面目に飯を食っているだけで相当面白いと思いますね。だから笑かしの効果音や音楽に頼らずに、クールな構成にしていったら、より竹内さんの魅力が出るんじゃないかな。 ――原作も、筆致はあくまで淡々としていますよね。「笑わせてやるぞ!」みたいな押しつけがましさがないというか。 久住:今回、42年も前の原作をドラマ化したいというお話をいただけたのも、誰もが思い当たる間抜けなエピソードを淡々と描いた話だったからなのかなと思っています。派手ではないけど、古びなかった。 ――確かに、食べる順番に悩んだり、考えすぎてお店選びに失敗したり、少しでもたくさん肉を食べたいと欲張って自爆したり、普遍的な間抜けエピソードですよね。 久住:そういう意味で、エンディングテーマの口笛はすごくよかったです。歌詞がなくてシンプルなのもよかったし、可笑しさのなかにせつなさ、寂しさも感じられて。 ――口笛、竹内さんご本人が吹いていんですよね。最後にテロップを見て驚きました。 竹内:実は作曲も私でして。最初は詩を入れようと思っていたんですけど、2、3日ずっと考えても全然いい詩が浮かばないんです。「これも違う」「違うな」……って考えて、「あ、口笛いいな」と。このドラマを見た子供やご高齢の方が自然と口ずさんでくださったらうれしいですよね。
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続編も是非つくりたい!と盛り上がる二人

久住:そういうふうにして生まれたアイデアが一番面白いですよね。作品にぴったりくる曲は何かと考え抜いた結果の口笛。竹内さんの頭からしか出てこない発想だと思います。 ――では、最後にこれからドラマを見る皆さんにメッセージをお願いします! 久住:原作と違うってことでびっくりする人もいると思うんですけど、ドラマとマンガは全然別物。ドラマ版の本郷を楽しんでください。 竹内:今回、ジェームス本郷というハーフ男を演じおります。お子さんからおじいちゃん、おばあちゃんまで楽しんで観られる作品になっておりますので、面白かったらどんどん拡散して、どんどん盛り上げていってもらえたら。自分としては続編もぜひ作りたいと思っています。よろしくお願いします! ■番組概要 slide05【番組名】かっこいいスキヤキ 【放送日時】2023年3月18日(土)午後4時~5時15分 【放送局】テレビ東京系列6局ネット(テレビ愛知、テレビ東京、テレビ大阪、テレビ北海道、テレビせとうち、TVQ九州放送) 【原作】泉 昌之『かっこいいスキヤキ 新装版』(扶桑社刊) 【出演】竹内 力 / 佐藤江梨子 須田亜香里 ほか 【脚本】左子光晴(ヨーロッパ企画) 【脚本監督】上田 誠(ヨーロッパ企画) 【主題曲】 口笛・作曲 竹内 力 【音楽】松尾真之介 【プロデューサー】林 雪彦(テレビ愛知)  【プロデューサー・監督】佃 敏史(共同テレビジョン) 【監督】宮坂武志、佐藤さやか、二ノ宮拓郎(テレビ愛知) 【協力プロデューサー】竹内 力(RIKIプロジェクト) 【制作協力】共同テレビジョン 【制作著作】テレビ愛知 【番組ホームページ】https://tv-aichi.co.jp/groovy_sukiyaki/ 【番組Twitter】https://twitter.com/tva_drama
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かっこいいスキヤキ 新装版

泉昌之祝デビュー40周年!
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