37歳・年収1000万男性がなぜモテない?異性に“会える”けど結婚できない人の特徴
有名人の年の差結婚があると、しばらくの間こんなことを言われたりします。「この間、ナイナイ岡村さんが50歳で30代女性と結婚していましたよね?」「星野源さんだって8歳年下のガッキーと結婚できたんですから自分もいけると思います!」etc.
筆者は結婚相談所の婚活エージェントとして活動していますが、同年齢の夫婦が年々増加傾向にあります。婚活を始める際に自身より年下の女性を希望する男性は圧倒的に多く、なかには10歳以上年下の相手を希望する男性もいらっしゃいます。
お相手の希望の年齢を20~25歳に設定してご活動をスタートした、トシヤさん(仮名)もその一人。年収1000万円の37歳トシヤさんは、カジュアルな自撮り写真を掲げて入会されました。マッチングアプリ経験もあり、「マッチングアプリでは20代前半の女性に会えていました。会社でも結構若く見られるんですよ」と自信満々。
一方、入会したご理由をうかがうと、マッチングアプリで繋がった人とは続かないのだそう。意外に気づいていない方が多いのが、マッチングアプリで“会える”と“付き合う”の大きな差。トシヤさんが結婚相手として見られるために活動方針を見直した軌跡をお話しします。
トシヤさんの場合は、活動スタート時点で難航しそうなポイントが見えていました。それは<プロフィール写真><女性に対する希望条件>です。初めてお話ししたときにこの2点についてトシヤさんにお伝えしました。
まずは<プロフィール写真>について。マッチングアプリを経験した方は驚かれるかもしれないですが、結婚相談所ではほとんどの会員様がスタジオで撮影したプロフィール写真を掲載されています。自撮り写真と撮影されたものを比較すると、そちらのほうが誠実さが伝わり、写真は“お相手の本気度を測る指標”として見られることが多いです。
ここまでお話しても、トシヤさんは「仲間うちでもこの写真は好評なんです。マッチングアプリでも上手くいった」と自撮り写真を替える気はなしでした。
続いて<女性に対する希望条件>です。トシヤさんに対し、筆者は率直に「20~25歳の女性会員様がそもそも少ない」ということ、「女性会員様はご自身の年齢±5歳くらいの男性を希望する傾向があり一般的には年齢差が離れれば離れるほどコンタクトに繋がりにくくなる」とお伝えしました。
トシヤさんは「自分はマッチングアプリで20代前半の女性と会っていたので、大丈夫だと思います」と自信満々でした。活動はあくまでもご本人のものです。ご本人がどのように進めたいかに沿って、私たちは伴走していきますが、結局この2つの難航しそうなポイントを抱えたままトシヤさんの活動はスタートしました。
婚活動を阻む希望と自信
「女性に対する希望条件」にも問題が

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