ガス乾燥機「乾太くん」を日本家庭のスタンダードにすべき理由
今こそ「天日干し信仰」から解き放たれるときだ!

「春夏秋冬、雨の日も風の日も変わらないスタイルで家事をできるというのが最高ですよね。家のなかだけで、洗濯が完了できますから。僕の考えとしては、日本の社会はもう天日干しをすべて止めるべきだと思うんですよ。排気ガス、黄砂、PM2.5、花粉など、空気環境は悪くなるばかりです。せっかく洗った衣類を、わざわざその環境下に干す意味がわかりません」
しっかりお日様に当てて干さないと、衣類を洗ったことにはならない……そんな「天日干し信仰」を捨て去るときが、訪れているというのか。
「事実、桜島の火山灰によって天日干しが難しい鹿児島では、乾太くんは以前から超有名なんですよ。やっぱり実際に困っている人たちは、その価値がわかるんでしょうね。僕がつくっている家に関していえば、昔はオプション扱いで提案させてもらっていましたが、現在は標準で入れています。1度使ってもらえば、やめられなくなるのがわかっていますから」
新築でなくとも条件をクリアすれば後付けが可能。ランドリースペースに余裕さえあれば、乾燥機能のないシンプルな洗濯機に乾太くんを加えるのがオススメだとか。乾太くんのランニングコストは1回40〜50円と計算して、月に1500円程度。扱っているのはガス機器大手のリンナイ。「洗濯乾燥機は乾きが悪いし時間がかかる」「衣類が傷む」などのお悩みがある人は、検討に値する商品だろう。
〈取材・文/ツクイヨシヒサ〉
(おしむらともや)スタイラス所属。20代で建築、都市計画、インテリア、暮らしについてカナダ、アメリカで学び、輸入住宅などを手掛けるも挫折、住宅とは何かを見失う。大手ハウスメーカーや大手デベロッパーにコンサルティングして感じた「業界の嘘」と「都合の良い慣習」に納得できず、悪しき慣習にまみれた日本の住宅づくりからの逸脱が始まり、住宅業界の異端児となり、1000棟以上の建築設計を手掛ける。2022年7月にYoutubeチャンネル『ジュータクギャング』を開設。近著『美しい家のつくりかた』
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