恋愛・結婚

「“理想の女性”はあきらめている」のに、それでも結婚できない男性に実は共通する4つの原因

③“女性側に許可を求めるタイプの条件”のハードルが高すぎるから

車を運転する男性 婚活においての妥協と聞いて、婚活対象とする女性への条件を下げたり絞ったりすることを思い浮かべる人は多いでしょうが、実はそれだけではなく、“女性側に許可を求めるタイプの条件”というものもあります。  主に自分のライフスタイルや趣味のこだわりを、結婚後も貫き通したいというケースが多いのですが、「これだけはどうしても許してほしい」と考えているこだわりのハードルが高いと、婚活がうまくいかない可能性が増すというもの。  例えば、「独りの時間を大切にしたいから寝室は完全に別々がいい」とか、「車が趣味だからカスタムや新車購入にカネをかけても口出ししないでほしい」といった、相手が許容してくれるかどうかの条件のことです。  例に挙げたような条件は、許容してくれる女性が意外と限られてしまうため、それを掲げているばかりに、うまくいきかけていた彼女が離れていってしまうということもあるのです。

④妥協したはいいが、そのほかの条件がつい上がってしまっているから

 条件の設定を下げたり、条件の数自体を減らしたりして、自分なりにかなり妥協しているつもりでいると、無意識のうちに「それなら、せめて……」と思う部分が出てきてしまう人もいます。  よくあるケースで言うと、「メンクイだから理想は美人がいいけど、そこは妥協している。だけどそれなら、せめて料理は上手であってほしい」といったもの。妥協で条件を下げてはいるけれど、いつの間にかほかの部分の条件設定をついつい上げてしまっているという人は意外といるのです。  つまり、「美人なら料理がヘタでも気にならないが、美人じゃないなら料理上手じゃないとダメだ」ということになるので、けっきょくは設定している条件の総合値のプラマイはゼロ。妥協しているつもりで妥協になっていないというわけです。  こちらも“本人は無自覚”というパターンが多いため、根深い問題となっています。
次のページ
自身の市場価値を客観視するべき
1
2
3
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は『現代ビジネス』、『文春オンライン』、『smartFLASH』などにコラムを寄稿。LINE公式サービス『トークCARE』では、カウンセラーとして年間で約1500件の相談を受けている。X(旧Twitter):@SakaiyaDaichi

記事一覧へ
おすすめ記事
ハッシュタグ