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GW中のパチンコ店でパチプロが「狙うべき4機種」と「避けるべき3機種」を解説

グランドオープンで避けるべき機種の特徴

 収益率が伸び悩んでしまうマシン、その特徴だけは覚えておきたい。まずは脚光を浴びているスマートパチンコ(玉を触らずに遊技できる新型マシン)の「新・必殺仕置人」だが、残念ながら元々の設計がシブいためプロは嫌煙する。  ほとんどの機種に標準装備されているステージ(スタートチャッカーへの入賞率を向上させる仕掛け)が非搭載であるため、少しばかりメンテナンスが良好であろうとも回転率が伸び悩んでしまうのだ。  他には激熱リーチのたびに楽曲を聴かせてくれる「マクロスフロンティア4」「中森明菜・歌姫伝説」などの歌パチも、優先順位が低い。せっかく高い利率が予想される戦地を選んだのに、回転効率が悪くては大当りを量産できない。それならば、あらかじめ期待値の跳ね上がりやすいマシンを選ぶのが得策だ。

パチプロが狙いたい4機種

 技術介入が効く「モンキーターン超抜」、「真・一騎当千」、「神・天才バカボン」、これらミドル機が狙い目となる。大当り時のアタッカーは、「10玉入賞したら閉じる」といった仕組み。だからハンドルを丁寧に操作して玉に緩急の差をつけ、アタッカーが閉じる瞬間に11個目の玉が滑り込むように打つ。  この捻り打ちが1回成功すると、その恩恵は貸玉で50円ぶんほど。これを1日に200回ほど決めると、約1万円ぶんの余剰出玉を得られる。この3機種は、「千円あたり16」といった乏しい回転率でも機械割100%を超えてくれる激甘マシンなのだ。  それと現行機でもっとも勝ちやすい「大海物語5」も、選択肢に入れておきたい。
パチンコ

オーバー入賞によって1500個→1665個獲得できたときの写真

 大当り時の捻り打ちと、電サポ時の止め打ち(電動チューリップが閉じると同時に4玉打つ×繰り返し)の効果が高く、技術によって5パーセントほどの出玉を上乗せ可能。さらに消化スピードが海物語シリーズでNO.1なので、「28玉交換、1000円22回転、出玉1410個」といった条件で計算すると、期待日当は30000円を超える。
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狙うべき台の注意点
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技術と釘読みで凌ぐパチプロ生活が20年。その稼働内容を、雑誌(パチンコオリジナル実戦術、必勝ガイドMAXなど)に寄稿し始めて10年が経つ。YouTubeの密着シリーズ(パチダンTV)は特に人気があり、70万回再生を超えた。
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