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元セクシー女優が“夜の世界”の「海外出稼ぎ事情」を暴露。一晩“1000万円以上”で取引されたケースも

海外出稼ぎの一般化。不利になるセクシー女優も

たかなし亜妖さん 私の現役時代は海外に行く女優が増えていたものの、今ほどではなかったように感じる。まだまだアングラ感が強く、出稼ぎの実態を知らない層も多かった。  それがここ数年でインフルエンサーやYouTuber、普段はキャバクラや風俗店で働く女性なども国外に行く。紹介する人間も以前より多くなり、海外出稼ぎの一般化があちこちで進んでいるそうだ。  すると、どうなるか? 少し前なら「日本人女性が稼ぎに来た!」というだけで希少価値が高かったのに、働き手の母数が増えれば競争率が上がる。ルックスの良さや肩書き、知名度など求められるものがどんどん多くなり、特徴のない人間は不利になってしまう。

出稼ぎ日本人女性は飽和状態に…

 たとえセクシー女優の肩書きを持っていても、向こうが定める基準値に到達していなければ値段がつかない。今となっては無名のタレントより最高の美貌と高い語学力を持つ一般人の方が高く取引されるそうなので、名前だけで「無双」できる状態から変化が起きている。  聞いた話によれば出稼ぎの日本人女性が海外に溢れすぎて、飽和状態になっているらしい。そのなかでも稼げるのはごく一部。入り口が広がった分ハードルが上がったため、“覚悟を持てば必ず稼げる時代”はすでに終わっている。
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危険すぎて確実に帰国できる保証はない
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元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
Twitter:@takanashiaaya

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