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元セクシー女優が“夜の世界”の「海外出稼ぎ事情」を暴露。一晩“1000万円以上”で取引されたケースも

 先日Twitterにて「海外出稼ぎ」というトレンドを発見した。出稼ぎとは住まいを離れ遠方へ一定期間仕事をしに行くこと。海外出稼ぎも意味合いとしては変わらないが、話題となっていたものは多くの人が想像する仕事内容とは大幅に異なる。  トレンド入りしていた海外出稼ぎとは要するに、国境を越えて体を売りに行くこと。遥か遠くの国にあるオトナのお店で働き、まとまったお金を稼いで帰国するようだ。

日本国内における夜の仕事の「出稼ぎ」とは

たかなし亜妖さん

元セクシー女優で、現在はフリーライターの「たかなし亜妖」

 セクシー界隈で使われる「出稼ぎ」。意味そのものは何ら変わりないのだが、勤め先は夜のお店のみ。  職場は遠方と言えど、国内なら新幹線でサッと行けるようなエリアから、飛行機の利用が必須など様々。本人の希望によって場所を決められるが大阪や名古屋、福岡など夜遊びがある程度盛んな地域を選ぶ人が多い。集客が見込めれば大きな収入が期待できるからだ。一般的な「出稼ぎ」のイメージは、住まいの近くで仕事を探すことが難しいか、収入に困り果てた人々が致し方なく……といった感じだと思う。  けれどもセクシー界隈は違う。近くに職場はいくらでもあれど、まとまったお金がほしいから出稼ぎに行くパターンが過半数以上を占める。ホストクラブでの散財で泣く泣く地方へ飛ぶ女性も見掛けるが、それは“贅沢”が災いした結果の困窮なので、皆が想像する「働きに行かねばならない人」からは大きく外れているだろう。  すぐそばに仕事があってもあえて遠方へ足を延ばす。出稼ぎという働き方はナイトワーク業界ではごく一般的なことで、従来のイメージよりも少々ライトなものとして浸透している。

セクシー女優や芸能人の海外出稼ぎは今に始まったことじゃない

 現地のお店に在籍するか、仲介業者にスポンサーを“アテンド”してもらい、滞在期間中は特定の人物と過ごしてお金をもらう。他にも多種多様な働き方があるそうで、昔から国外で体を売る人々は存在した。  芸能人の卵や海外人気の高いタレント、そしてセクシー女優たちも活動の裏ではこっそり稼ぎに行っていたという現実。当時はまだ“海外出稼ぎ人口”も多くなかったため、よりウラ的要素が強かった。  特にセクシー業界の人間は海外で希少価値が高いため、値段が付きやすい。これは今も昔も変わらない海外出稼ぎのセオリーで、知名度が高いほど驚きの金額で取引が行われる。実際に一晩数百万から数千万を提示された事例もいくつかあるそうで……。  国内では想像もつかぬ稼ぎを期待できることから、特有のルートを使って海外へ飛ぶ女性はいつの時代もいる。インターネットの発達が影響して様々な情報が流れるようになり、海外出稼ぎが明るみになっただけで、今に始まった話ではないということだ。
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海外出稼ぎが一般化したことで不利になるセクシー女優も
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元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
Twitter:@takanashiaaya

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